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今日もいい天気、健康が一番、それなりにいろいろあるけど、まずは元気
午前中一度はお参り。神様に今日一日の安寧を祈り、充実した一日を送れるよう誓うこと、これが日課。
noteも、一日早々に書けばいいのだが、つい、さぁそろそろ眠ろうかという時間になってしまった。一日の終わり、反省も後悔も、様々な思い。
読書は、山田風太郎という人昔前の大衆作家、小説は読んだことはない、朝日新聞に連載した『あと千日の晩飯』という連載を読み終えた。実は、へいせい6年ごろか、毎日、連載されていたのを読んでいた。
センチメンタル・ジャーニーではなく、センチメンタル・ノーベルかエッセイかというところ。好きな小説家だけに、すらすらと読めた。
しかし二点ほど、引っかかった。
一つは、天下の朝日新聞でありながら、あきらかな誤字があった。私も誤字脱字だらけだけに、日々反省している。
中央部左から六行冒頭「民放のテレビ」、うぬっ、なにそれ、どいう意味、「民放」でしょうって。テレビで、NHK、民放を問わず、お詫びが入る、そんなことどうでもいいのにと思う。
だけど、本の場合は、校正は、どうしているのだろうか、原作者が見て、どう感じるのかなどと、いらんことを考える。途中の編集者は、恥じ入るばかりだろう。やせてもかれても文筆業、出版業を担う人たちだ。きっとものすごいプライド、しかも天下の朝日新聞なのだ。
次に、これは真面目な話、原作者の意見、痛切な誠実な意見
中央部一行目、昭和を振り返るところで、戦犯の一番目、太平洋戦争で、一番の責任者は誰か、そこで作者は、六番目は~なんていいながら、ほんとうの一番、「天皇」と言いたいのだと思う。
私も、当時はまだ生まれていなかったけれども、昭和天皇の名において世相を始め、日本の360万人の戦病死、そして数えきれないほどの負傷者や被害者、加えていろいろな意見はあるものの、連合国や戦場となった国々で亡くなった人たち、正邪の議論は別にして、日本人で、あの大負けした一連の戦争を裁くべきではなかった。
それをせずに、うやむやのままだから憲法もあってなきがごとしの有様、
少なくとも天皇様は退位され、現上皇が天皇に即位しておれば、天皇制も、それなり維持できたのではないか。
実際、難しい道筋はあるだろう。
いまの無責任体制、その元凶。
トップが責任を取る。現場任せや部下に責任をなすりつける、隠す、逃げるを公然と認めた、いまの日本の悲しい生き様だ。
それを、この原作者は、語っている。六番目でない、一番だと。
戦前戦中派は、そう思っているのではないか。
いま国政選挙を前に、憲法改正が議論されている。
自衛隊だけじゃない、論議するべきは。
全部一度廃止して、日本人自身で憲法を造るべきではないか。
物まねや人まねでない、日本の憲法を。
現在を固定し、将来を描く、いま生きている人たち、これから生まれてくる人たちのために。
無理だろうな、いまの状態じゃ。
帽子被って、サングラスして、マスクをする不審者然とした姿で、平気でいられる日本人、あまりに残念な姿、哀しい。