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林住期、そういう考え方があった

 実際、50歳で、組織内、社会的な勝負はつく。仏教、特に、小説家五木寛之氏による「林住期」、50歳から75歳までの生き方。五木寛之氏の小説は、まだ1冊しか読んでないので、これから理解し始めたところ。

 私自身、50歳で組織内昇進の転機、娘の精神疾患発症、個人的には大変なことで、他律的に人生と物の考え方が変わった。

 捨てた。ギブアップ。ただし、自分自身と家族の生活、ほかに当てがないことで、退職等の極端な動きはしなかった。当然であろう。給料分の仕事、ある上司は、「余裕がある。」と、それだけのことしかない。

 娘の病気への支援、自分のための勉強と趣味、現役時代は、給料分の仕事ということで、転勤も数回。高松、明石、神戸、広島、京都そして神戸と転々、ほとんど単身赴任。

 休みを取って、海外旅行。もういまは行けない。コロナじゃなくて、意欲が薄れた。海外旅行は、インパクトが大きかった。ソウル、イタリア、ドイツ・フランス・イギリス・ドイツ・スイス・リヒテンシュタインを廻るコース。どれもツァーだった。最期に、北京。

 定年退職・再任用後は、大学職員として嘱託で採用、その後はアルバイト、65歳で働くのは御仕舞い。意欲、体力も低下した。

  林住期は、まだ5年半ある。どう過ごすか、考えている。



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