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なんか疲れた。自己測定の血圧値が高かったので、薬を飲んだら、かえって頭が痛くなり気分が重くなった。

 高血圧と言われたのは、人間ドックを毎年受けるようになって5年ぐらいしてからだった。ちょっと高いと言われても、薬は飲まないと断っていた。
 あるとき、医者から、「なぜ飲まない。」と聞かれて、「検査したら、高いだけで、痛くも痒くもない。自覚症状は、ない。」と言ったら、医者から叱られた。「自覚症状、会ってからでは遅い。」と。
 で、ずっと薬を飲み続けた。
 50代半ばから定年・再任用の頃まで、ずっと。なにも考えず。
 義務的労働からリタイアして、自分で血圧測定して、自分で基準を決めて、オーバーしたときだけ薬を服用した。
 医師から、薬の減り具合、診察受診回数減を質問された。
 「薬がなくなったら、薬を貰うために診察を受ける。」

 その結果、ああやこうやで、医者とは見解の相違でさようなら。
 別の医者にチェンジした。
 理由と見解を述べて、理解を得たつもりである。
 同じように測定と投薬で、半年間が開いた。
 今日の朝、血圧測定は、少し高かった。薬を服用すると頭が痛い。
 ずっと気が重かった。
 日常の生活は、まったく普通ではある。
 気分がすぐれないだけだ、薬を飲んでからあと。
 薬以外、なんのアドバイスもない。運動しろとか、食事がどうのとか、それでいいのか。高血圧が身体に与える影響は、本やテレビでしっかり指導されている。それは、一般論、個々のケース、一人ひとりにあった治療方法があるはずだ。
 そんなことを考えると気が浮かない。
 ぎっくり腰&積年の腰痛も、まもなく半年になる、ほぼ治癒したとはいうものの、腰を下ろすとき、やや重いし硬いし、気分がグル三―になる。
 それは仕方がない。
 医者や整骨院へ行くほどじゃない。
 重い物だった持てる。
 気をつけながら。
 歯医者へも通った。1本抜かれた、残り少ない自分の歯を。
 医療費は、70歳になって3割から2割になって金額自体は減った。
 どこへいっても高齢者ばかり。
 先のないのばっかり、もちろん私も。
 そんなだから医者は好きではない。
 一度専門家としての見解を教えてくれればいい。
 いずれ死ぬ、
 その覚悟を決めたい。
 諦めるしかないのだ。
 死亡率100パーセントなのだ。
 植物人間になりたくない、人間としての尊厳を失う。
 意思は通じない、認知症で性格や人格が変わる。
 なにがベストか、考えたい。
 いっそ悪人を道連れに死ぬか殺されるか、それもいい。
 社会を騒がせる、それも見苦しい。
 今日は寝よう、まだ気分が重い。
 明日という日に期待して、
 おやすみなさい。

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