
明後日、中秋の名月。このピンボケどうだ、カメラ再開して3年、まだまだ!
65歳を過ぎて、いろいろ趣味を拡げている。
パーフェクト・リタイア、それまでは、何やかやと社会との接点を重視していた。もう気にしない。嫌われてなんぼ。我が道を行く、そういう人生にチェンジした。
カメラもそのひとつ。高校時代は、写真部に在籍したこともあった。
その当時も、多様な趣味、一匹狼、他人とあわせるという考えや感覚はなかった。いまも、そう。性格や考えは、変わらない。元へ戻った。
もうすぐ中秋の名月29だそうだ、曇っている、はっきり取れない。技術は未熟、カメラは3年前に買ったコンパクト・デジタルカメラ、
ある冬の夜、空を見上げると、月の傍に、輝く星が気になった。
それは、シリウスと。
わが街にある天文科学館や天文雑誌などで、いろいろ読んだ。あっちこっち見て歩き、一番好きになったのは、お月様。
その日その日で、見え方が異なるのが好き。
シリウスのような遠い遠い星ではない。
それなりに高性能な天体望遠鏡なら、シリウスももっと素晴らしくはっきりとみえることだろう。また、いずれ高性能の天体望遠鏡を入手したときに、また感動しよう。
とりあえず、夜空を見上げて、月の写真を撮る。
どうするわけもない。
観て愉しむ。
それだけ
生きていてよかった、この感動、その想い。
四国遍路して一つのお寺から山を登りつめ、次の山の頂上で、前のお寺と次のお寺と、頭上の青い空と頭上を流れる白雲を見て、感動した。
その気分と同じ。
また、なにかで感動したい。
次はなんだろう。
富士山も、ご来光もいい。だけど、頂上の少し下の鳥居さん、あれが見えたとき、やったと思った。ついに上った。そんな感じ。
感動っていいな。
さぁ、今日は、もうすぐお仕舞い、明日に駆けよう。
