見出し画像

久しぶりの神戸、映画「ソウルの春」観に行った。韓国映画は面白い、特に戦争映画、政治がらみ。なんとなく性格や考え方に合う。

 神戸市の中心街、三宮の少し東、灘。ここの映画館がある。HAT神戸という。名前だけは知っており、ここで観たい映画が上映されていた。ほんのちょっと東なんだけど、なんか遠かった。アルバイトで、このJR灘駅を利用したこともある。60代も半ばを過ぎて、下世話な人間に使われる、安い賃金で、となると、ほんとう厭になる。
 人間というもの、こっちが嫌うと、あっちも嫌う、お互い嫌いなのだ。
そうしたことは理屈では理解できる。しかし、感情的に、たいへん厭だ。
理屈ではなく、その面相すら嫌いだ。
 そうなると、その人間の好きでやっているのか、そうなったのか、スキンヘッドがイタリアのギャングに見える、それも低級な。
 そんな厭な思い出が湧き出る。厭なことは思い出したくないのに、思う出す。
 しかし、この韓国映画「ソウルの春」、面白かった。次々と、緊迫する場面で、退屈など思いもしない、そうした場面の連続だ。
 恥ずかしながら、若い頃、韓国の軍人出身大統領パク・チョンヒ大統領、閣議で出席した大臣に銃撃された。大事件だ。
 それは知っていても、その後、チョン・ドウグァンやノ・テウなどの、その後に、大統領となる軍人も含まれて起こされたクーデーター。
 ソウルの軍事警備責任者になったイ・テシン、このクーデターの阻止に当たるが、最後は敗れる。事情を知らない美しい妻との電話により会話が泣かせる。
 コロナで押さえ込まれた出歩き好き、いろいろな機会を作って、様々なことをしたい。映画も、そのひとつ。電車に乗るのも、歩くのも大好き。
 そして今日も一言、神戸の灘周辺も米がない。
 政府はそれでいいのか、そのうちなんとかなるってで。
 岸田さんは、もうお仕舞いだし、小泉や石波や似たようなお人では、韓国のようなクーデターはない、ただ滅び行くだけ。かつての滅んだ前政権、鎌倉幕府、室町幕府、江戸幕府などなど、創始者が知ったら、泣き出すような最後ばかり。内輪もめや裏切りや、お湯に浸かった角砂糖のように崩壊した。
 それはそれで、また明日、がんばろう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?