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老いの先をどうする
定年退職・再任用(再雇用)、再就職そしてアルバイト、それら職業活動を終えて、完全なリタイア生活、マッピーリタイアメントとって感じではある。
同僚というか、同じ仕事をしてきた人たち、それぞれ環境や処遇に千差万別がある。その後は、どうかというと、話には聴いても、実感は不明だ。
偉い人、身体だけが偉い人、これも様々。出世っていっても、ただ組織内でのこと、退職金だってびっくりするほど違うわけではない。そんなものかという程度。出世、組織内昇進するには、まず仕事、付き合い。酒やゴルフや麻雀や閨閥、グループ、仲良し集団、派閥いろいろなものがあって、それを潜り抜けた者が、いわゆる美味しいポスト、勤務評定、ボーナス査定などがありつける。それだけ投資をしていたわけで、それの見返りだ。
組織にいるときは、それで自分がえらくなった気になる。
辞めたら終わり。そうでない人もいるだろう。それはそれとして。
高齢者になっても、まだまだ早朝から夜間まで働く。他人によりけりだが、しんどい、私は思う。
人間関係のストレス、身体的な疲労、死に至る病など、悩ましいことがたくさんある。
しかし、辞めてどうする、生活の心配のない場合、とりあえず年金がある程度あり、財産も人並みにあるとき、どう余生を過ごすか。
余生という発想がよろしくない。
なにかやらないといけないという。
一日中、テレビや新聞を眺めておれるか、ちょっと関連性があって、政治や宗教で活動する、結構ではあるが、この前の安倍元総理狙撃暗殺事件による殺害に関連して、国葬反対はいいとして、駅前で高齢者が、ずらっと並んで大きな垂れ幕を持って、ジッと立つ姿、あまりにも感慨一塩である。
他にやることないんかいって。
みんなでやると怖くない。
とりあえず図書館で「老い」について、いろいろな人が感慨を述べ、後悔と反省と今後の展望を書いている。
様々な状況にあった人達、たまたま文章を書く技術に優れ、「老い」について一家言を持つ人の書いたもの。図書館はタダだし、お金に余裕のある人は本屋さんで購入して読む。
売れっ子の医者とか、まだ若い人、実年の人は、実感がわかない。
80,90歳で過去を振り返りながら、老いることの意味を考えさせてもらう本、それを読もう、たくさん。そのうち自分の老いへの考えができる。
みんな老いる、今日生まれた赤子も100年後に大年寄りだ。
とりあえずおやすみなさい。