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パンジーは元気だ、なぜなんだろう。花も人も、ここぞここのときというときがある。
大谷選手、心労が絶えないと思う。せめて新婚気分、なんとか安らぎと幸福感があるだろう。よかった。
誰しも似たようなことがある。
もう3年も経つ。いや、それ以前、十数年にもわたる母の介護、メディアで伝えられる介護ではない。なんらかの意図を持って制作される番組ではない。生の介護の生き地獄。
親は、みんないい人、産んでくれて、育ててくれて、成人した後も、あれやこれや援助や諸々の支えとなってくれる。
鬼ばかりの他人様との世界で、唯一の味方か、神か仏か。
そうだったらいいのになぁと思う。
もっともつらく苦しいのは、親亡き後の相続である。
様々な要素から、弟が親の面倒を見ることになり、遺産はすべて譲ることにした。結果的には、介護は施設に預け、延命治療、胃ろうや経管給与などで引き延ばすだけ引き延ばして、年金、行政からの高齢者支援、それで遊ぶ金調達、親が死ねば、当然、なくなった。
信頼して任せた。金も土地もすべて渡した。
それでいい。
しかし、兄弟の信頼・信用はなくなった。
大谷選手と同じパターン、金は稼げば、なんともなる。
信頼は、なくなると、もう戻らない。
金は、そんなに大事か。
金なんかない原始時代の方の人間が羨ましい。
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