久しぶりのお月様、でも満月じゃない。十三夜
秋の長雨に台風の余波。ずっと曇りだった。今宵は、雲もなく、青天、暑くも寒くもない。周辺は、住宅地、マンションやアパートは、照明がたくさんつけてある。一戸建ちも照明がいっぱい。煌々と輝いている。
神社がある。うっそうとして、その真ん中に行って、お月様を撮影する。手振れもある、もともと昨年11月、スマホのカメラに飽き足らず、とりあえず買ったコンパクトデジタルカメラ、そう高価なものではない。もっといいものをと思うが、このカメラに愛着が湧いている。
なんか周りが静かで、物音ひとつしない静寂の世界、たまに似たような返事が歩いている、お互いにそっとしておく。それなりの事情と目的がある。私は、お月様との対話、他の人たちは、なんだろうとは思う。触らない。他人には他人の人生。
永い永い宇宙、その宇宙でさえ137億年だとか、それ以前とか、なんやかやとなると、私には理解できない。科学と宗教の世界ではある。どっちかかもしれない。
この瞬間を大切に愉しもう。”時間よとまれ、~。”すぐに、後が続かない。それが教養のなさの悲しさ、でも気持ちはゲーテと同じ。グレーティヘンを愛する気持ちも理解できる。いつまでも、かくありたい。