地域デビュー、高齢者だけでなく、みんな一度は、やってみる。
私は、四国生まれ・育ち、今、兵庫県明石市に永住する。
自宅を建て、娘一人が市内で結婚し、孫も二人いる。年も70歳になる。もう動けない、引っ越しはしないという意味。あとの娘も、兵庫県に根付いていている。
縁あって、明石に勤務地となり、その後、単身赴任を繰り返したのち、京都で定年、神戸で再任用を終えた。再就職やアルバイトも終え、年金生活・無職となった。そういう状況で、自治会役員1年、地域の長老に依頼されて自治会長を2年務めた。
田舎の小さな自治会、数十年前には、ただの荒地、人住まない土地だった。神社の前になるから宮前自治会、500名ぐらいの会員、個数140戸、少ないような、結構、難しい。流れで存続しているだけで、宗教団体・政党などの有志、民生委員などが幅を効かしている。実際、一部の人だけの都合、利益だけで喰いものにしている状態だった。
いろいろ摩擦はあった。しかし、大勢のまともな人の協力で、そこその適切な運営はできた。最後は、声の大きい、態度のでかい、悪い人たちが、でたらめを繰り返し、あきれて2年で辞めた。
反省して、よかったと思うこと。年上の高齢者が多かった。
立派な人、誠実な人もたくさんいた。そういう人たちと知り合いになれた。これが一番。
全然、地域と接触がなく、狭い地域のことも知らなかったのに、知り合いや知人ができたこと。ものすごく、よかった。ある意味、頼りになる人もできた。やはり、遠くの親類より、近くの知人が大切だと痛感した。
まだ元気だけれど、これからお互い助け合うことも必要になってくる。
コロナが終息しない現在、フレイルとかコロナ後を見据えて、助け合うシステムを再構築することが急務と思う。
変なしがらみ、昔からいるだけの人は、ほっといて、住みよい地域の一人になりたい。
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