映画大好き、その道中いろんなことがある。それがもっとスキ。
昨日、OSシネマズミントというJR三宮駅のすぐ傍にある映画館へ「ナポレオン」を観に行った、自宅から約1時間、ひさしぶりだった、よく知っている場所だったし、ちょっと勘違いして別のビルに行ってしまった。神戸の人なら、ああ、あのパターンかとご理解いただけるだろう。兵庫県の頂点に立つ場所である。
数分遅れた。まだ予告編やっていた、当然、真っ暗で手探りで進んだ。指定の席へなんとか辿り着き、その後まもなく本編上映が始まった。
2時間半で映画は終わった。席の両隣が、なかなか立たないこともあり、画面の出演者、関係者の字幕を全部見たうえで、立ち上がった。
ゆっくりと館内を歩き、エスカレータが嫌だなっと思った、上りはともかく、降りはちょっと怖い。ものすごく永い時間、下を見るとゾッと怖くなる、高所恐怖症の一種だ。当りを見回すと、非常口の表示灯がある。よし、あれで下へ降りよう、自分の街では、勝手知ったるがために、エレベーター待ちに時間がかかるので、非常階段を降りる。
それと同じ。
しかし、その扉を開けると事務室だった、その廊下、たくさん人がいる。
数秒もしないうちに誰何された、可愛いちっちゃな女性に、
「どちらへいかれますか。」
「すいません、降りエスカレーター弱いもので、階段があるかと思っ
て。」
「一言声をかけていただいたらよかったのに。」
「ごめんなさい、映画見てすぐだったので、ご迷惑かけます。」
「お客様でしたか、エレベーターがありますので、ご案内します。」
「ありがとうございます。」
そうしてエスカレータお降り口に近い映画館ロビーに着いた。
場合によっては、不審者として身柄拘束などもあっても文句はいえないか。年寄りで組織から離れた無職者、なにも失うものはないけれども、居直って生きるのはあさましい。事なきを得て、ありがたい。今後注意しよう。
「STAFF ONLY」と書いてあったし。
反省と後悔、肝に銘じよう。
よくあることだけど。
ぎっくり腰&積年の腰痛で、身長170センチメートル切ってしまった私だけど、それでも、昨日のお姉ちゃん、もっとコンパクトで可愛くて親切だった。うちのカミさんも、若い頃は、こんなだった気がする。他人が振り返るような美人じゃないけど、性根のいい娘、この娘にしないって、故郷のシャーマン(弘法大師のお使いの高齢女性)は言った。妻との結婚話、母親に説明したとき、鬼無(香川県高松市)の先生にみてもらうと言い出した。まぁいいかで行った。結果オーライでいろいろ話もして、データも出した。
いまはどうか知らない。
あのシャーマンの先生、永年お寺で修行し、様々な相談事を見事、解決するそうだとのこと。初歩的な科学では太刀打ちできない。いまの科学でも、そんなもんだろう。
長生きするのはいい、ボケたり認知症になっても治らない。それでは科学も弘法大師には全然、勝てない。
高齢者になって、弘法大師と科学と、どっちがすばらしいかと尋ねられたら、ただちに、弘法大師って。
まだまだ、未開だ。ウクライナ、中東で昔ながらの殺し合い。
とりあえず明日があるさ。