古稀、いつまでもこだわっていられない次へ行こう
70歳と1日が終わった。人生も、いつ終わるかわからないけれど、一日いちにちを大事にしていきたい。
日経新聞は最後のページが面白い、ずっと前から(435回)、大昔、遣唐使で中国、当時は唐、だから遣唐使して渡海した阿倍仲麻呂、
天の原 ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に井でし月かも
思いは同じであろう。
故郷を離れ、永年各地を転々として、いま異郷の地で月を観る思い。
故郷は 遠きにありて 思うもの よしや落ちぶれて 異土の乞食となるとても 帰るところにあるまじや 啄木
いろんな思いを、名人たちは言葉に表して残してくれている。
これからも、先人たちの遺産を学ばせていただこう。
とてもかなわぬ思いだが、
インプットに専念しているわが身、いつかはアウトプットもと思う。
最近、月がようやく目にすることができている。
天文全体の流れ、太陽、月そしてわが地球、加えてわが身のおき場所、
いろいろな要因が重なって、今宵の月を観てこころ静まる思いがある。
愉しみにしていたわけではないが、古稀、70歳の誕生日が過ぎた。
次なるターニングポイントをどうするか、80歳は、あまりに遠く、しかも出会えるかどうかわからない。
日々愉しみに生きよう、なにか目新しいこと、素晴らしいこと、楽しみにして、元気よく。
今日わが奥様、眼科へ娘を連れて一緒に受診した。緑内障、次に検査する。特に、悪いからということではない。だからどうかと問題でもない。
年取れば、いろいろ。
私も年来の近視・乱視、全然意に留めない老眼。
眼鏡は近眼用だけ。
たまたま眼鏡店でネジを直した時に見てもらったら、遠近両用だと十年以上思い込んだいた。ないと言われて、アッと愕然。そうなんだ。
自動車運転と観たいテレビの、必要なときだけ。
外を歩くときは、景色や綺麗な女の人を見るのに、眼鏡はあったほうがいい。その程度、それだけのこと。
目標の88歳、社会に迷惑をかけないよう、かけられないよう、こころして元気に過ごしたいものだ。
なにはともあれ、高齢者が増えて困るわといわれないよう、がんばって。
いい好かれる老人よりも、正義と自己実現を目指す高齢者となり、しかも世間に迷惑はかけない、憎まれっ子世に憚るでもいい、いい人生をおくりたい。しかし、70歳過ぎるとは、考えなかった、想定外、そうでもないか。死ぬに死ねないし、死にたくもない。プーチンより一週間後の生まれ。
おやすみなさい。