ひさしぶりの映画鑑賞、日常性から脱却
もう2か月にもなる。神戸まで行って映画を観に行ったのは。HAT神戸という私が住む街からは、中心街三宮から、さらに東へ。はじめて行った。マンション群が立ち並ぶ、しかも海をすぐ傍に肌で感じる場所、大きな施設やビルが多い街だった。
韓国映画『ソウルの春』、パク・チョンヒ大統領が暗殺された後、全斗煥(チョン・ドゥグアン)将軍がクーデターで政権掌握を描いた映画で、素晴らしかった。それ以来、当時は、米不足、神戸でも米が店頭から消えていた。
最近は、なにかとめまぐるしい。一ご隠居のハッピー・リタイアメントの私、別にリッチな年金生活を送っているとも思わないけれど、好き勝手な日々を送れるありがたい日々。
永年の無残な職業生活の残滓かと思うと、あの苦労や悲歌憤慨が少しはよい思い出にもなろうというものだ。
人間、「働かざる者喰うべからず」よりも。「労せず日々を愉しむ。」ていいとつくづく思う。もう人間関係のストレスも、ほとんどない。特に、ご近所のこども達がそこそこ成長して、ひたすら喧噪の原因がなくなってしまったのも心平安のひとつだ。
ほんの2,3年前まで、酷い日々だった。ガザやキーウイには比べることは、まったくできないが。辛抱と我慢が毎日だった。
いまは、9割9部減少した、ほんのちょっとだけ。親もたいへん。
それぞれの事情があるのだろう。我関せず。
映画は、アメリカの分断、カリフォルニアとテキサスかどこかが合衆国政府と内戦という想定で、もう西部軍がワシントンDCに攻め込み、大統領を殺害する段階、それを追うマスコミ記者を描く。
凄い殺し合い、ここまでやるか、戦争って怖いってだけじゃない。実際、アフガンやイラク、セルビア、ソマリアいろんなところで実際に戦争してきたアメリカだけに現実味、真実味がある。
日本は、もう80年、実践経験はない。
ありがたいことだけど、それだけに、韓国がらみの朝鮮半島情勢、尖閣諸島を含む中国との戦争、まして台湾を武力侵攻を図る中国、近くにはフィリピンもその中国の武力行使が現実にある。
日本も、もう空母がある。あれ、いつの間に。
個人的には、観てみたい、見学したいなんてのんきなことを思う。
イタリア行ったとき、ナポリでイタリア空母の傍を観光船(ボート)で通った。イタリア人、嬉しそうだった、誇りを持っているようだ。
持っていても、使うことがないように祈りたい。
総選挙も近い。ただ平和じゃいけない。
やられないよう準備しておかないと、ガザでイスラエル人がやられたようなことになる。仕返しは、とことんするべき。二度としないように、できないように。日本のマスコミは変。悪い奴を応援する。
遠いからまだいい、韓国や台湾、日本人もたくさん、こっちにいる韓国や台湾の人も多い、つながりもある。
いろいろ考えよう。少しは。