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ミュージュク・ライブよかった!
以前にも、庄野真代さんの似たような趣向のコンサートへは行った。ただ、そのときは、後方の遙か上の方の席で,顔も見えず、ステージで何かやているという感じだけだった。二度と行こうとは,思わなかった。ほかに演劇、劇団四季のオペラ座の怪人、それなりに観られたけれども、特に感動した記憶はない。また、気分を改めて。
そんな気持ちで、昨日、歌手いるかさんのライブを観に行った。知人からチケットをもらったので、行かないわけにもいかない。だのに、こういう場合にいいものが当たった。
『君と歩いた青春』ってお題。観客は、平均70歳以上、似たような夫婦連れが似たような会話をしながら来ていた。おそらく数万人!会場の大阪城ホールが満員だった。空席はほとんど見当たらなかった。
昔のヒットメドレーって感じもある、我々の世代にとって、本当の歌手本人が歌うのを聴く、大きな広い会場で人一人あるいは数人、それを大きなスモニターやスピーカー、いろいろ音響機器はあるのだろうけど、門外漢には、わからない。
特に、著名な大物歌手が隠しゲストで吃驚、堀内孝雄は予定どおり、海援隊の武田鉄矢などが出演、大ヒットした歌を歌った、次々と。お互いにかなり高齢で、昔の名前で昔の歌を歌いますという感じだった。15分の休憩を挟んで、3時間、午後6時から始まって午後9時過ぎ、帰りのJR駅は満員電車のうえにたくさん人、事故が起きないか心配するほどの混雑、だいたい同年代、おじいちゃんおばあちゃんがいっぱい、私も含めてだけど。
太田裕美さん、欠場。体調不良かな。残念、花束持って握手しにいくんだけど。
杉田次郎の「戦争を知らないこどもたち』でカーテンコールを終えた。人生の終盤を迎えたお互い、過去のいい歌をプロの歌で愉しんだ。
遠い会場へ行った甲斐があった。
また、行きたい。音響や照明の効果もすばらしかった。
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