今日の出来事、久しぶりに大阪へ行った。
朝は晴れて、いい天気。ちょっと暑いぐらい暖かい。
晴れの70越えやコロナいろいろ思うところもあって、遠出が遠のいた。
億劫さも振り切って、大阪へ。
義父の法事以来、行って帰りの蜻蛉だから、面白くもなんともない。
昔馴染みの高速道路を喪服のままでひた走り。風景もほとんど変わらない。
今日は、中国人民解放軍の朝鮮戦争参戦の映画、「1950水門橋決戦」を観に行った。前回の大阪梅田で観た「1950 鋼の第7中隊」の続編。最初は同じ映画かと勘違いするほど、同じ朝鮮戦争で同じ朝鮮、前回は中国が参戦したとき、今度は、アメリカ軍を押して、アメリカ軍が撤退するのを防ぐために、橋を爆破するゲリラ戦を描いている。
ものすごいドンパチ、出演の人員、火薬の量。戦車も出て、物すごい金と資材と人員がかかっている。派手派手だ。
中国の人民に対する防衛意欲、純粋な国防ではない、朝鮮が国連に攻められたのを支援する中国の方針、それを中国人民に鼓舞する映画である。その効果は、十二分で出ている。
面白い、すごい、堪能する。
いかし、ちょっと気になるのは、前回も今回も、観客が少な過ぎる。別に日本軍、日本人を悪く描く場面はない。強いてお下れば、マッカーサーが日本の協力企業に爆破された橋の補修資材を発注する場面ぐらい。日本は、中国の敵と協力している。それはそうだろうけど、そんな時代だし、いまもそうだ。国際関係のパワーバランスだ。
次があったら、ぜひ行きたい。
大阪は8年居た。心斎橋も何回か行った。映画館へたどり着くには、少々時間がかかった。なんとか開始までには間に合った。
映画もよかった。帰りに、心斎橋、戎橋、難波と繁華街を歩いた、コロナ禍の平日なのに、人でいっぱい。外国人も大勢いた。白人系の女の子、ちゃんとマスクして街を闊歩、中国人、韓国人その他多数、もちろん日本人も老いも若きも、私もその一人。街は、大賑わい。
マスクは、ほとんど着けている。していない人は、いないに近い。
大阪府民限定の無料PCR検査やっていた。私は、兵庫県民なので、有料3,000円とか。じゃ、やめときます。
昔(平成の頃)、堺にいた。難波には、いろいろ思い出がある。次女が御貰いして、難波高島屋でパンツを買ったこと、三女が歩けるようになったばかりで姉たちのようなこども切符がないことに怒って、代わりに持たせていた私の切符を投げ飛ばしたこと。あの風景とは、変わらないが、高島屋の前は試行的に歩行者天国、車乗り入れは禁止。
昔は、ダイエーがあった、プランタンとか言った。いまは、ないか。
なんせひとがいっぱい。
お土産に、あれやこれや。映画代、交通費より高くついた。
それもいいか。
今宮駅は、大阪環状線線路が二段になっていた。大和路快速が3,4回通過し、やっと環状線。若いアベックが写真を撮っていたので、邪魔しないように男性の後ろを通ったら、しばらくして、「ありがとう」、ちょっと意味合いが不明だった。よく見ると、韓国人のカップル、新婚旅行のような感じ、ちょっと日本に好感を持ってくれた嬉しい。
私も、20年前、ソウルに観光旅行、なんどか韓国人のお世話、親切にしてもらった。つい最近の、日韓のもつれが悲しかった。
少しは、よくなったのかもしれない。若い男女が二人で日本に旅行にきてくれるなんて、コロナ禍でもありがたい。
行きも帰りも新快速、座れた。やはり年寄りなので、みんな席を譲ってくれたのかな。よく歩いた。15,647歩、足や腰や、少し筋肉痛。
いい一日だった。
おやすみなさい、また明日。