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2024年7月15日(月)「醗酵飲料(ウィスキー)・Bow More」

今日の東京はほぼ曇り。コレから小雨が降るのかな?
朝の最低気温は23℃、日中の最高気温は27℃弱。暑さ一段落と言ったカンジの一日でした。今日は「海の日」で三連休最終日ですね。梅雨明け、夏休みももうスグ。アト一息です。さて、

先週末には「有害鳥獣・キョンのお肉」について書きましたが、本日は「醗酵飲料(ウィスキー)・Bow More」について書いて行きたいと思います。

Bow More。
言わずと知れたスコットランドアイラ島にあるボウモア蒸留所ですね。アイラモルトの特徴としてはピート香の利いたヨードチンキ系のガツンとしたタイプのシングルモルトです。ただ、一番ソレが顕著で強烈なのは以前にご紹介したコトのあるLaphroaigLagavulinArdbegのアイラ島の南岸(キルダルトン?)三兄弟ですが、このBow Moreはその3つに比べたら比較的優しく、飲み易いタイプのアイラモルトですね。流石、「アイラの女王」と言われるだけあるお酒です。
蒸留所自体は1779年設立でアイラ島最古の蒸留所と言うコトで、日本で言えば江戸中期の安永8年になりますので、約250年の歴史があると言うワケです。設立以来所有者は色々と変わっているのですが、30年前の1994年からはサントリーの100%子会社になってます。従い(?)、Bow Moreのシングルモルトは日本で可也出回っている、と言うコトでしょう(世界でも可也売れているシングルモルトの1つでありましょう)。

ココの蒸留所の出すお酒の定番(一番の売れ筋?)は12年モノですが、他にも15年18年・25年もあります。が、昨今の原料高と燃料高、輸送コスト高に円安のお陰で、庶民の手届くお酒ではなくなりつつありますが、辛うじて12年だけは1万円でも多少のお釣りが戻って来るホドなので、ハレの日の為にはナンとか買える範囲内でしょうか(サントリーの正規品よりもネット等で買える並行輸入品の方がお安く入手可能みたいですが)。

12年に限って言えば、Bow Moreの中でも比較的飲み易くて入門者向けとも言えるお酒と言われており、そこそこのピート香りと仄かな潮の香りを愉しむコトが出来、後味はビターチョコや甘い蜜のような何層にも重なる味わいを楽しむコトが出来ると言われてます。矢張り、南岸三兄弟に比べると、可也飲み易いアイラモルトであると言えましょう。
アイラ訪問時に、「なるほど、こんな飲み方(食べ方?)もあったのか!」と感心させられたのが、生ガキのBow More掛け。日本だと生ガキを食べる際にレモンやポン酢掛けて食うのがフツーですが、現地のレストランで生ガキを食べた際に、シングルモルト(確か、Bow More)を掛けて食べさせてくれたんですよね。牡蠣の塩味にBow Moreの潮の香り付りを乗せて食う贅沢。旨いですよ、コレは。以来冬場に於けるウチの宴会での定番メニューにしてます(笑)。
冬場の牡蠣のシーズンには、生ガキのアイラモルト掛けは出しますかね~。

あれ?韓国の時に使ってたのは10年モノでしたね(笑)。

明日は「開業準備・会社設立について」をお届けする予定です。

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