2024年6月11日(火)「未利用魚・カタボシイワシ」
今日の東京は曇り時々晴れ。
朝の最低気温は19℃弱、日中の最高気温は29.5℃まで上昇。流石に暑かったですねぇ。中々梅雨入りする気配ありませんが、来週辺りには宣言されるのかな?さて、
昨日は「醗酵食品・モンゴルの白い食べ物」についてお届けしましたが、本日は「未利用魚・カタボシイワシ」について書いて行きたいと思います。
カタボシイワシ。
聞いたコトのないイワシだろうと思います。世の中に流通しているイワシは、主としてマイワシ・ウルメイワシ・カタクチイワシでしょう。イワシの仲間には他にも、以前ご紹介したソトイワシやハダカイワシとかこのカタボシイワシ等、結構な種類がいるんですよね。
で、このカタボシイワシ。
マイワシ等と同じニシン科に属するのだけれども、マイワシ属ではなくてサッパ属に属するサッパに近いおサカナ。ウロコの付き方やカタチ、小骨の多いトコロなんかはニシンにも良く似ているものの、ニシン属では無い。
このサカナ、以前はあまり獲れなかったようですが、近年になって(2010年以降?)温暖化の影響なのか、日本近海でも獲れ始めたおサカナのようです。
とは言え、纏まった量が獲れるワケでも無い為か、豊洲市場等の大きな市場に入荷しているのを見たコトは無いですね。
実家帰省時のホームグランド市場の西浦鮮魚マーケットや一色さかな村ではちょくちょく見掛けるので、然程珍しいサカナではないものの、まぁ未利用魚と言っても良いのでしょう。最初に見た時にはウロコがびっしり付いているので、めっちゃ鮮度の良いマイワシかと思いましたが、違いました(笑)。
そんなカタボシイワシ。
コレは今の時季のモノだからなのかは分かりませんが、マイワシなんかに比べると脂の乗りがイマイチ。ニシンばりに背骨と背びれの間に小骨が多いので、刺身用には骨抜きでコレらを1本1本抜きました。
今回は、刺身・なめろう・塩焼で食べましたが、まぁ脂の乗ってないイワシと言うカンジではあったものの、悪くはなかったですよ。まぁ、マイワシとこのカタボシイワシが両方売られているのであれば脂の乗っているマイワシ買いますけどね。まぁ、あれば食いましょうか、程度のサカナかな(笑)。
明日は「醗酵飲料(ウィスキー)・御岳 The First Edition 2023」について書いて行きたいと思います。
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