9月25日(月)「二十四節気・秋分(しゅうぶん)」
今日の豊田は晴れ。
最低気温は19℃、最高気温は31℃。
最高気温は高いものの、最低気温はとうとう20℃割れしてて、早朝散歩は相当に涼しくなって来ました。一昨日23日(土)は秋分。本格的な秋到来だと良いのですが。
その一昨日からは二十四節気・秋分の初項、七十二候の「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」(雷が鳴らなくなる時季)。でも、一昨日だったかそのチョット前だかには雷鳴轟いてましたけど、ねぇ(笑)。暦と実際の気候が合っていないのは、全て地球温暖化のせいなんですかね?さて、
先週末は「醗酵飲料(日本酒)・ひやおろし(秋あがり)」についてお伝えしましたが、上述の通り既に秋分入りしていると言うコトもあり、今日は「二十四節気・秋分(しゅうぶん)」についてお伝えして行こうと思います。
秋分。
春分と同じで、昼と夜の長さがほぼ同じになる日、ですね。と言うコトは、秋分の日からアトは夜が長くなると言うコトなので、朝は中々明るくならないし、夕方は早く暗くなっちゃう(当たり前、ですが)。早朝散歩をしている身からすると、歩き始めは散歩途中の景色が見えなくなってしまうのはやや残念、酒飲みの身からすると早く飲み始められるので(って、実は酒飲みに明るさはカンケーないのですが)ウレシイ、と言う季節になって来たと言うコトでしょうか(笑)。
本格的な秋の到来ともなると、秋に美味くなる食材も目白押しなので、ソレはソレで嬉しいモノであります。
尚、今年の秋分は9月23日(土)に始まり、次の寒露(かんろ)が始まる前日の10月7日(木)迄の約2週間ですね。
この時季に美味くなって来るサカナとしては、サンマの値段が漁獲量増加に伴い落ち着き始めてるのは嬉しい限りで、秋鮭の切り身もスーパーに並んでたり、戻りガツオ・も出てたりしてて良いですね。もう少し、掘り下げるとそろそろ肝も肥大して来るカワハギもシーズン到来だし、春が旬と思われているサワラもホントは秋が美味かったり、ハタハタやボラ、マハゼなんかも出て来てます(ボラなんて敬遠されがちだけれども、沖で獲れたボラなんてホント美味いんですよ)。
また、今日は下関の南風泊市場でトラフグの初競りも行われてて、フグも本格的シーズンに突入しつつあります(って、まだ走りの状況なので少々早いのですが)。
サカナとは直接関係ありませんが、オクトーバーフェストなんかの時期でもありますね。
この時季に旬を迎える野菜としては、稲刈りの時期になって来たのでそろそろ売り出されて始めている新米、そろそろシーズンになってスーパーなんかにも出始めた栗、最近は「おおまさり」等のブランド品も出始めている落花生、木々にもたわわになって来た銀杏、さつまいも・ジャガイモ・里芋等の芋類、むかご、蓮根、冬瓜、そしてマツタケ等のキノコ類などなど。まぁ、美味いモンのオンパレードですね。
果物では、引き続きぶどう類は好調で、種類がシャインマスカットから巨峰やナガノパープルやらクイーンニーナ等に移り変わってますね。最近あまりデラウェア見ないな…。
日本古来からのスイーツとも言える柿も充実してきたし、イチジクも絶好調。少々珍しいトコロではザクロなんかも。
柑橘類では酢橘(スダチ)やかぼす、シークワーサーなんかも。柚子もそろそろですが、やっぱお手製の柚子胡椒は一度作ったら既製品なんて買えなくなってしまうホドに美味いし、鍋なんかに入れるだけじゃなく、刺身や肉料理なんかにもとっても合うので、今年はせめて来秋迄持たせられる位は作り置きをしておきたいと考えている次第(いつもは年を越すコトなく終わってしまうので)。
お花的には、今は彼岸花(曼殊沙華)が真っ盛り。じごくを連想させる陰鬱なお花ですよねぇ(個人的感想)。そろそろ金木犀(きんもくせい)が香り、秋桜(コスモス)なんかが目を愉しませてくれる時期になってますかね。キンモクセイの香りはトイレの芳香剤を想起するヒトも多いかとは思いますが、本物の香りはホントに馨しい。数あるお花の香りの中では一番好きかも。
ススキもあちこちで見掛けるようになりまして、何だか十五夜(中秋の名月)に向けてまっしぐらなカンジさえあります。
行事的には、十五夜(中秋の名月)。中国では中秋節で秋の大型連休(今年は中国大陸では国慶節と重なって可也の長いお休みかな?)、韓国ではチュソク(秋夕)の小型連休、かな。
お月見と言えば月見団子ですが、名月を愛でながら飲む「月見酒」ってのもありますね。風流人は月見酒でしょ(笑)。
また、秋祭りシーズン真っ只中、と言う時期でありますので、お子ちゃま達にとっても楽しい季節でもあります。
秋分の次は「寒露」(今年は10月8日~10月23日)。その頃には、もう残暑もすっかり無くなって秋本番になっているコトと思います。ってか、寒露(露が冷気によって凍りそうになる頃)と言う位だから、暑さドコロか寒くなりつつあるのかも知れません(って、温暖化の今日この頃なので、多分そんなコトは無いかとは思いますが)。
本日はコレにて。
明日は「漁師料理・スルメイカの塩辛とワタ焼」についてお届けして行こうと思います。
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