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2024年9月12日(木)「開業準備・創業計画/事業計画」

今日の豊田は晴れ、午後から雨のち曇り。
朝の最低気温は26℃弱、日中の最高気温は35℃弱。まだまだ暑いですね。
今日からは二十四節気白露の次項、七十二候の「鶺鴒鳴(せきれいなく)」(鶺鴒(せきれい)が鳴く時季)となりました。セキレイ?鳴き声がどんなんだか、サッパリ分かりませぬ(笑)。さて、

昨日は「漁師料理(ではないけれど)・くじら汁」について書いてみましたが、本日は「開業準備・創業計画/事業計画」についてお届けしたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。

創業計画/事業計画。
なんて聞くと、ナニやらエラく大袈裟なカンジがしないでもありませんが、コレから事業を始めるにあたっての将来展望と言うとカッコ良く聞こえますが、要はおカネを借りる為の材料の一つでしょうか(笑)。
勿論、小さい乍らも事業を始めるとなれば、ある程度の事前の算段ってモノはしておかねばならず、何も考えずに手当たり次第で突っ込むなんてコトをすれば、恐らく悲惨な結果を招く以外の何物でも無いのかな、とは思います。
ある程度の前提を置いて、ソレに基づいてあるであろう姿を思い描いて計画を作る。まぁ、カネを借りなかったとしても、やっておかねばならん作業なのだろうとは思います。
ただ、計画策定にあたっては、ある程度合理的な前提を置いたとしても、余りにも細部に拘ったモノを作っても、多分仕方が無い。実際のオペレーションを始めれば、想定外のコトは起こり得るし、(特に水商売なので)思った通りの来客やら原価率やら食品ロス率で済むハズも無し(逆に想定以下で済むコトだってあり得るし)。細かく作るだけムダですね(まぁ、ムダとは言わないけれども、効率を考えれば突き詰める必要は無さそう)。

自分は前職では主として経理・財務・投資審査・事業管理的な業務にも携わっていたコトもあって、ソッチ方面には多少の土地勘はある。けれども、たかが小さな居酒屋をヤルのに、やれIRRだのNPVだのEBITDAだのは必要なく、合理的で適正なP/Lと資金繰り表さえ作成出来れば良い(と思う)。
融資契約も見据え、この辺りの創業計画/事業計画については市販の参考書や銀行の手引書(?)等も参照しつつ、前提条件を入れて夫々の金融機関の融資申込書の数値が変わるようにExcelで作り込んでおけば、大して難しい作業でも無い。
実際、現在お話をさせて戴いている金融機関2行(2庫?)の担当の方と打ち合わせさせて貰っていても、既に殆ど作成した計画の前提条件以外は合理的で適正に見積もられていて違和感無し、との有り難いお言葉も戴いてます。
が、問題はその前提条件が決まらないこと。物件が定まっていないが故に、家賃・保証金・礼金・不動産仲介料も決まってなければ、内装工事代金・導入すべき厨房機器や什器等の比較的多額の出費を伴うモノも決まらないので、総資金需要が割り出せない。
そうなると、会社設立時の資本金を幾ら、借入金を幾ら、2行(2庫?)から借入をする場合の夫々の金額を幾らにするのか、等決まらないコトだらけ(資本金:借入金、2庫のバランスについては、関係者ヒアリングにより大体の感触は把握済みではあるけれど)。

ただ、金融機関関係者に拠れば、創業計画/事業計画を基にした融資審査を行う際に重要なのは、定量計画が合理的で実現可能性の高いモノであるコトを示すのも重要ではあるものの、ソレ以上に定性的な部分が重要(審査担当者は多数の案件を抱えていて、夫々の案件に掛けられる審査時間は極めて限定的らしいので、数字の細かいチェック迄はしないとの由)。
従い、コチラに重点を置き、コンセプトがより具体的で分かり易く、バックグランド等も含めて実現性が高く、且つエッジの利いた(?)定性計画するのが良い、とのアドバイスも貰ってます。そんなモンなんですね(笑)。

と言うコトで、マズは物件の早期確定と各種見積り取り付け等を優先して執り進めること、定性部分を肉付けしてよりappealingなモノに仕上げて行きたいと思います(って、最近はコレばっかやってます…)。

明日はそろそろ時季になって来て、多少値も落ち着き始めつつあるので「内臓料理(魚)・イクラの醤油漬け」についてお届けしたいと思います。

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