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あいちトリエンナーレ2019

あいちトリエンナーレ2019豊田市美術館へ行ってきました!

情をテーマに戦争、革命、差別、歴史的な出来事を元に各アーティストが作品に込めた想い(現代に何を訴えたいのか)を見ることが出来ました。

一部の作品しか見ることは出来ませんでしたが、一つ一つの作品に重みがあり、作品を通して考えさせられる良い機会となりました。

あいちトリエンナーレ2019
今回のテーマは『情の時代Taming Y/Our Passion』
3つの情「情報」「感情」「情け」

「あいちトリエンナーレ2019」では、「情報」によって我々の「感情」が煽られ、その結果、様々な分断や困難に直面している現代社会を象徴する言葉として、「情の時代」というテーマを設定しました。「情」という漢字には「感覚によっておこる心の動き(感情・情動)」、「本当のこと・本当の姿(実情・情報・情景)」、「人情・思いやり(なさけ)」と言う、主に3種類の意味があります。(「漢字源 改訂第五版」より)。
出典:あいちトリエンナーレ2019芸術監督 津田大介

「隠されているものと見慣れぬものによるアメリカの目録」
「公文書業務と資本の意思」
タリン・サイモン

この青く光る黒い玉の集合体は核廃棄物です。
ハンフォード・サイトのプールに沈められており、アメリカで最も汚染させれている場所の一つ。
放射線が遮断されていないカプセルから30cmに人が立つと、10秒以内に致死量の放射線を浴びるそうです。

「不可解な花束」の表現となっており、実際の歴史的式典で使用された花束。
こちらの作品は、オーストラリア政府が移民を嫌がり、移民はカンボジアへ、とカンボジア政府と協定を結んだ際に使用された花束。
https://aichitriennale.jp/artwork/T08.html


革命は抽象である
レニエール・レイバ・ノボ
Part1

上記の作品は、ロシア・アヴァンギャルド(1917年に起きたロシア革命のさなかに生まれた芸術運動)アレクサンドル・ロトチェンコが手がけた(下記)作品の一部を切り抜いたもの。

Part2


上記の作品、巨大な両手はモスクワにあるガガーリン像の一部を切り抜いたもの

Part3

上記作品は、worker and kolkhoz womanの作品の鎌と槌を切り取ったもの

ソビエト連邦の旗にも鎌と槌が描かれている

社会主義国家にある巨大な像の一部を切り取り表現することで、巨大な目標を掲げて革命を起こすも、時間とともに抽象的になってきてしまう…あやふやになる、意味を持たないものなる。ということを訴えている作品だそうです。
https://aichitriennale.jp/artwork/T10.html

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