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中国語でアロマテラピー 1

先日のアロマテラピーの記事が比較的よく読まれているようで、ちょっと嬉しくなってしまい、いくつかシリーズ的にまとめて行きたいと思う次第であります。

『読めばワカル! アロマテラピーのすべてを知る!』みたいな意味

中国語によるアロマテラピーの指南本、こんなものを見つけました。

日本で編集されたものをベースに、それを中国語に置き換えているようで、
フランス語、あるいは英語のものを中国本土で直訳、編集出版されている
ものよりは、ある意味「日本式のアロマテラピー」の解説っぽく、私としては非常にわかりやすい、という印象。いい感じ。

アロマテラピー=芳香療法

そのまんまなんですね。

コロナ前、インバウンド華やかりし時も、「モノからコトへ」のシフトが起こり始めていたということで、美容はもちろん、アロマテラピーの世界でも、例えば中国からのお客様が相当増えていたのではないか、と推察(現場を見ていないので)してます。そんな中で見つけたこんな資料というか本なので、あながちハズレではなかったのでしょう。

せっかくなので、この記事ではこの本で見つけたアロマテラピーでも特有とされる幾つかの単語を紹介したいと思います。

●アロマテラピー 芳香疗法(fang1xiang1 liao2fa3)

アロマテラピーは日本語で芳香療法。
これがこのまま中国語でも通用するようです。
恐らく伝播の順序が ヨーロッパ→日本→中国 という流れなのでしょう。なので施術用語等も和語からの転用がかなりの数あると思われ、ある意味「その分ハードルが低い」と言えます。


●精油 精油(jing1you2)

精油も同じ。しかし私の手元にある「クラウン中日辞典」には単語として登録はありませんでした。
「専門用語」の域だからなのか、最新語句だからなのか。。いや、辞書が古いのでしょうね…

●トップノート・ミドルノート・ベースノート
前味(qian2wei4)・中味(zhong1wei4)・后味(hou4wei4)

トップでも頭とか先ではないんですね。
意味を考えれば前で正解ですよね、確かに。
これも中国語入力では「前衛」の方でしか(qian wei では)出てきません。

●基材(キャリアオイル) 基材(ji1cai2)

因为精油是浓缩产品,所以不能直接将纯精油使用在皮肤上…
(精油は濃縮されているので、直接肌に使用してはいけません…)
そこでキャリアオイルの登場、みたいな説明をしますね。
基材もそのまま。

●ラベンダー 熏衣草(xun1yi1cao3)

ラベンダーはさすがに辞書にもありますね。
でもこんな名前がついているとは思いませんでした。
「カオリをまとう草」何とも上手い表現じゃないですか。
熏衣草是最受欢迎的香草之一
(ラベンダーは最も人気あるハーブのひとつ。)

今回はここまで!


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