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17.まさか働くとは!?

何度も一緒に飲んだこともあり、大会期間中の連携のこともあったので、クリニックのスタッフとは、すっかり仲間意識が芽生えていた気がします。

医療機関と現場の連携とは?

話題の1つが、「現場に塩多さんがいるから、クリニック側ではどこまで着手したらいいか分からない」ということ。私としては、預けて任せている以上、そのような遠慮は無用と思っていました。お互いにベストを尽くしながらも、もしズレが生じた際などに、連絡を取り合えることが連携だと思っていました。

次の一言が運命を変えた?

「それはそれで面倒なので、来年度から一緒に働きませんか?」

マジか!?

私が理学療法士の資格を取得したかったのは、その分野の勉強がしたかったから。そもそも、スポーツの現場に出向くことは継続したかったので、卒業後の1年目からパートタイムで働くなんて都合のいいことが成立すると思ってもいませんでした。そのクリニックの中で最初に出会った同い年の理学療法士が、人事における採用権も持っていたこともあり、ほぼその場で一緒に働くことが決まりました。

頭の中身がシフトした?

まだ専門学校の課程の中での実習が残っていました。しかし私のとってのその実習が、理学療法士として働くための準備に変わったわけです。目指す先が変われば、その過程の過ごし方も変わっていく。まさにそんな体験でした。

まとめ

本当に人生はいつ何が起こるか分からない。その後、理学療法士として2年4ヶ月の勤務を果たすのですが、その期間に得られたことも大きかったです。

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