41.実は私…?
誰にでも、人には言えないような秘密がある。と言うほどではないのですが、私には意外と言われる過去があります。
いつの話?
それは小学生の頃でした。正確に言えば、中学生の途中までの話です。その頃は、まさか今の自分につながる未来なんて、まったく見えていませんでした。思えば、私の人生は180度変わったかもしれません。
どんな過去だったの?
今となっては運動を指導する立場にいる私ですが、実は運動が苦手だったのです。足が速い順に進められる運動会の徒競走は後ろから二番目、小学校6年生の50m走は9秒台、野球はチームで一番下手くそでした。
でも今は得意なんでしょ?
まぁ、教えている以上は、得意と言い聞かせる必要がありますね。まだまだできないことはたくさんありますが、体のコントロールはそこそこ上手にできていると思います。見本を見せると、キレイと言ってもらえるレベルにはあります。
いつからそうなった?
気が付き始めたのは中学校3年生のときでした。しかしまだまだ疑いがありました。高校に入ってからは、徐々に「できる側」に進んでいけたことは自覚していました。
キッカケは?
忘れもしない中学最後の体育祭にて、私はなぜかリレーのアンカーに選ばれました。運動が得意なんて思っていなかった私は、選出理由が全く分かりませんでした。結果的にその機会が大きなキッカケになったのです。
アンカーはどうだったの?
1位と差をつけられて迎えた私の順番。抜かされることはないシチュエーションで、正直気が楽でした。いざ走ってみると…なんと、前の走者を抜かしたのです。全く予想だにしませんでした。私が一番驚いたことは言うまでもありません。ここから、運動に対する苦手意識が少しずつ減り始めたのでした。
まとめ
人生、いつ何があるか分かりません。しかし、ここまでひっくり返るとは驚きですね。
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