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インスタ運用で必須の行動心理学について




こんにちは、まさやんです。

昨今、インスタ運用は
「初期設計=ターゲットとコンセプトが大事!」なんて
言われてますが僕はそこにアンチテーゼを投げかけたい。。。

ターゲットやコンセプトなんて、
ガン無視していい!!!

と。


今回は、ターゲットやコンセプト以前に
”土台”となる人間の行動心理学について
解説していこうと思います。


どんなにコンセプトがしっかりしてようが、
どんなにターゲットが明確であろうが、

この行動心理学を理解していなければ、
フォローもされない、いいねも保存もしてくれない
そもそも、

あなたの投稿が最後まで読まれない

なんて事になってしまいます。


もちろん、ターゲットやコンセプトも
投稿の方針を決める上ではとても重要な要素ですが、

”思わず見てしまう”投稿・ショート動画作り

に欠かせないのが行動心理学です。

(閲覧数・再生数アップに大きく影響する!)


だからこそ、
行動心理学=「人が行動を起こす時の原理原則」
をしっかり理解し、

法則に当てはめて
投稿作りやインスタ運用をしていけば

「どんな投稿を作ればいいか」
「どんな文章を書けばいいか」
「どんな見せ方をしたらいいか」

正解がわかるようになるので
しっかりと今日紹介する行動心理学を覚えてください。


マーケティングで使える行動心理学


①クレショフ効果

クレショフ効果とは、画像や映像を見た際、頭の中で勝手に意味付けや関連付けをしてしまう心理現象のこと。

例えば、新商品を発売する際、青空の写真や水しぶきが写っている写真などを広報素材に入れると、新商品のイメージを自然に爽やかさと関連付けられます。

このようにクレショフ効果は、商品イメージやブランドイメージが確立したいときに活かせます。

参考例:
このCM(画像)だけで「飲んだ時の爽快感」が伝わってくる。

引用:めざましmedia


②テンション・リダクション効果

テンション・リダクションとは、緊張状態が消滅したあとの気が緩んだ状態を指します。

高価な商品を購入したあとは財布のひもが緩みやすく、安価な商品の提案が受け入れられやすい傾向にあるのが特徴といわれています。

マーケティング活動の際、高価な商品と価格差のある商品を用意。
高価な商品の購入が決まったあとの適切なタイミングでもうひとつの商品を提案することで、売り上げアップを狙えます。

インスタ運用で使うなら、
「投稿のCTA(誘導)で人気の投稿を告知する」「何枚もストーリーズを見てもらった後にプロフィールに誘導する」など。



③アンカリング効果

入手できる情報が少ないとき、人は特定の情報をもとに意思決定を下します。

例えば、ある商品の相場価格を知らない場合、人は値引きされる前の情報をもとに、値引き後の価格が得か損かを判断しています。

この心理現象を「アンカリング効果」と呼びます。効果を発揮するのは、商品やサービスについての前情報がない状態が前提ですが、Web広告などでよく用いられている行動心理学のひとつです。

インスタ運用で使うなら
「今なら〇〇円→△△円」「〇〇するだけで△△ゲットできる」「2つで1000円のところ500円」など。


引用:三井アウトレットパーク


④ザイオンス効果

単純接触効果とも呼ばれ、よく知られている心理のひとつ。

同じ情報に何度も接触するうちに好感を持ったり、好印象に変化したりするといわれています。

ザイオンス効果を活かせるのは、DMや、SNSの広告など。
ひとりに対してさまざまな角度・手法からアプローチすることで、ブランドや商品へのイメージが向上します。

ただし、ザイオンス効果が得られる回数の上限は10回とされており、それ以上接触しても効果が上がらない点は要注意。


⑤カクテルパーティー効果

よく知られている心理学のひとつです。
自社商品やサービスの情報が埋もれないよう、しっかりとターゲットに届けたい場合に活用できます。

頻繁に利用されている例として挙げられるのは、メールマガジンです。
例えば、美容に関する商品なら「きれいになりたいあなたへ」などのタイトルを付けるだけで、開封率の向上が期待できます。

引用:株式会社SBSマーケティング


インスタ投稿で使うなら
「〇〇(職業)の人必見」「〇〇歳からできる△△」「〇〇したい人(願望)必見」など。

👇「田舎のどん底シンママ」と
【田舎住み・裕福じゃない・シングルマザー】
のターゲットは「自分のことだ!」と思ってしまう。

引用:デザスク
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⑤ウィンザー効果

第三者を介した情報のほうが信頼性が増すという心理現象。
口コミがそれに該当します。

自社で商品やサービスをアピールするよりも、実際に利用しているユーザーの声をまとめたほうが評価の信憑性が上がります。
商品発売のプレスリリースや、発売後のデータを公表するプレスリリースなどで活用できる行動心理学です。

引用:恋愛やマーケティングに使える心理学


第三者の声を登場させる。


⑥リフレーミング効果

物事を見るフレームを変え、新たな価値を見出す心理現象のこと。
「死亡率が10%の手術」と、「生存率が90%の手術」だったらどちらの手術に同意するのか?という問いが有名です。

ポイントは、単なるポジティブな言い換えではなく、物事を逆の視点から見て、新たな価値を見出したり、違う意味を持たせたりすること。
メディアへの掲載を促す際の切り口を考える場合に活かせます。

インスタ投稿に応用するなら、
「1割が知ってる→9割は知らない」
「売上が1万円から3万円に→売上300%アップ」など。


⑦アンダードッグ効果

不利な状況にあるものを、同情心から応援してしまう心理状態のこと。

例えば、発注ミスで商品が過剰に届いてしまったというSNSの投稿は、アンダードッグ効果を用いたマーケティングです。

ポイントは、その背景にさまざまな施策を行い、努力した形跡が見られること。
商品やサービスが伸びない場合の最後の手段として用いるのがおすすめ。

逆境で頑張っているけれど成果が上がらない様をありのままに見せることで、関心が集まり応援してもらえる状況を作れます。

👇アカウント全体のコンセプトで
「倒産寸前」「大赤字」などアンダードッグ効果を活用

引用:ど素人ホテル再建計画
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⑧シャルパンティエ効果

わかりやすい例えによって心理的錯覚を起こすこと。
例えば、通年で払う金額が12,000円だとしても、月額1,000円、1日当たりの金額は30円程度と記載されているとお得に感じやすい。

また、使用した際のメリットをイメージしやすい表現を用いることで、心理的な抵抗感が少なくなり、購買促進などにつながります。

インスタ運用で使うなら
「1日◯分でできる」「〇〇秒で分かる」「1日〇〇円で学ぶ」など。

引用:SAKIYOMI


⑨ディドロ効果

理想とする新たな価値観を手にした際、所有物や環境などをそれに合わせて統一したくなる心理現象のことを指します。

一貫性のある行動をとりたくなる人間の性質により起こります。
セット売りやシリーズ販売などは、このディドロ効果を利用した販売手法です。

インスタ運用に応用するなら、いいねやコメントをしていると、次投稿を見た時も同様の行動をしたくなるため、ハードルが低い行動要請から始め、何度も行動してもらうように問いかけるなどです。



➉プロスペクト理論

プロスペクト理論によって「人は利益を得る喜びよりも、損する苦痛の方が2倍以上強い」ということが明らかにされました。

例えば、株や投資、ギャンブルで負け始めた人は、利益を優先して合理的な意思決定をするのではなく、しばしば「損を取り返したい」という不合理な心理に囚われて大金をつぎ込んでしまいます。

インスタ投稿で使うなら、
「買って後悔したもの◯選」「負け組の人の特徴」「インスタ運用を失敗する人の特徴」など。


引用:ツギノジダイ
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広報PRに活かしたい行動心理学


①スノッブ効果

多くの人が持っているものに対しての興味・関心は少なく、希少性が高いものには魅力を感じやすいという心理現象。

商品やサービスを差別化し、希少性があると思わせ購買を促したい場合に活かせる心理学のひとつです。

インスタ投稿で活用するなら
「◯月限定」「先着◯名」「◯日で削除」「◯日で値上げ」など。


②バンドワゴン効果

大勢の人が支持している商品やサービスほど、需要が増加する現象を指しています。
人が持っているものを自分も持ちたい、流行に乗り遅れたくないという心理から起こるといわれています。

バンドワゴン効果を広報PR活動で活かす場合、具体的な数字をPRすることで、特定の層に情報が刺さりやすくなります。
例えば、20代の利用者のうち何%が利用しているか、業界関係者の利用者数などのデータを収集するのがよいでしょう。

インスタ運用で使うなら、
「〇〇さん愛用」「今話題の」「〇〇のプロが使う」「◯割が使う」などのフレーズを入れる。

引用:Amazon


③ヴェブレン効果

価値のある商品を他人に顕示したい心理作用により起こる効果のこと。
例えば、ラグジュアリーブランドは社会的に価値が認められているため、ヴェブレン効果が表れやすいといわれています。

広報PR活動ではブランドの認知度を高めることから始めることが多いため、ブランドそのものの価値を利用するのはやや困難。

投稿や動画であればサムネイルにこだわって高級感を演出したり、多くの方が欲しがるような付加価値を付けたりしてPRするのがおすすめです。

引用:ランサーズ


さて、いかがでしたでしょうか。

行動心理学はとても奥が深く、
まだまだ紹介したいものが沢山あります。

まずは、今回紹介した行動心理学を
実際にあなたの投稿でも活用してみてください。

きっと、投稿の反応が変わるはずです。

今後も、この記事に追記したり、
僕のInstagramなどでも更新していくので、
ぜひ定期的にチェックしてくださいね。

まさやん


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