【町中が、パニックに】

「仮面ライダー」の脚本にも多いのですが、例えば【町中が、パニックに】と書くと「まちじゅう」なのか「まちなか」なのか分からないから「町なかが、パニックに」と書きます。でも、なんか緊張感が失せる。

【人気のない町】もダメ。「にんき」なのか「ひとけ」なのか分からないから。

つくづく、日本語とは濃淡があり面倒だなと思う。だから、使いこなせれば豊潤だけど。その点、英語はハッキリしてていいですね。
意味しかない。脚本を書くには英語の方が向いているのかもしれない。

言語や文字が、その民族の性格を決めるということを以前、知り、勉強になった。日本語が面倒だから、日本人も濃淡が複雑で面倒なんだろう。
結論を先に言う文法、英語。それを使う人種は、ものごとをハッキリさせてゆく。

結論が最後に言える日本人は、話しながらも、まだ結論を決めずに先に進めてしまう。それが美点なことも多いのだけどれども。





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