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デザイナーのキャリアとか面倒な話をゲームっぽく考えてみた。

グロースハッカーとは、マーケターにエンジニアのハイブリット。

グロースハッカー(著:ライアン・ホリデイ氏 / 2013年)で一部分を要約すると、上記のようなことが書いてありました。
意味としては、マーケ活動もエンジニアの能力で自動化し、金・時間を使うことなく商売を成功に導ける、らしいです。


この文を読んだ時、ドラゴンクエストなどのRPGゲームによくある「上級職」をなんとなく思い出しました
例で言うと、戦士と魔法使いを修めると、魔法剣士になれる、というような。
マーケティングとエンジニアリングを修めると「上級職:グロースハッカー」に転職できる→わりと面白く聞こえます。
・マーケター:データを見て、合理的な改善を行う。データの収集や解析には金時間が必要
・エンジニア:その手で様々なものを作り出せるが作り出したものの活用とさらにその先にあるコミュニケーションや経営は専門外の人も多い。
→うまくデメリットを消せているように思います。

私の本業(基礎職)はデザイナーであるため、マーケ、エンジニアが本業の方がどう思うかはわかりませんが、個人的にはしっくりはきました(というより面白いと感じました)

で、

デザイナーの上級職ってなんだろう?という妄想をする記事です

意図としては、私はもともとキャリアとかスキルとかいうと疲れるというか、ようわからんというタイプの人間でたまたまいろいろやったり、できるようになったりしただけなので、こういう話をするときは面白さがあってもいいのではというぐらいです。
※ドラゴンクエストだけではなく、その他ゲームでもでもそうなのですが、上級職が必ずしも強いというわけではないので、そこはゲームも現実も一緒かなと。


私の属性としては、現状、経営、デザイン、語学、海外みたいなスキル感でブランド・デザイナーと称したりしています。

上級職の命名はさておき、職業の内容は割と最近出てきているな、リアリティがあるなと思います。ただその職にはまだ命名や正しい評価はされていないかなと。

まあ、楽しくキャリア・上級職を妄想してみましょう

上級職①デザインエンジニア

エンジニア×デザイナー=デザインエンジニア
最近のデザイナーは、エンジニアリングもできる人が多いので、この職種の人々はソフトウエア業界では特に増えていると思います。スタートアップなどのクイックで合理的な動きを求められるとき、余計な素材やコミュニケーションをせずに、UIやLPなどを作れる頼もしい存在。

一方で、ハード側までやれる人は稀でたまにいるとびっくりします。

デザインエンジニア(ソフトウエア)は、若い人も多く、需要も多く、給料などは普通から高めで今後も需要は減らないのではないかと思います。

デザインエンジニア(ハードウエア)は、意図的に育成されない上級職なので、好きな人や才能のある人がたまたまやっている。でも、ハードとソフトを組み合わせてサービス作るスタートアップなどからするととても欲しい存在
需要が少なめだけど、とても高価なイメージ

上級職②UX・UIデザイナー

マーケター×デザイナー=UIデザイナー(UX・UIデザイナー)
UIデザイナーは私のような古風なグラフィックデザイン出身者からすると遅録べき存在でした。デザインは割とさくっと作り、一方でビジュアル作りは弱め。しかし、その裏には緻密な調査や素早い改善が回っている。

UXデザイナーは別の種類の職業という人もいますが、どちらかというと経営色が強い
感じですね。

引き続き、需要はあり続けるのではないかと思います。しかし、UIには驚きがないことがベストな業界だとも思うので、比較的安定してきている→一人二人のUXUIデザイナーの中にスター選手を作る理由が乏しい=特別に休養や待遇をあげる意味がないように思います。

そのため、より上級な地位を得るためには、それぞれが工夫をしてUIトレースと何が違うのか?固有の価値は何か?を開発できるようなスキルが必要になるのかもしれません。

上級職③ブランド・デザイナー(or 経営デザイナー? or コンサル・デザイナー?)

マネージャー(経営者)×デザイナー=ブランド・デザイナー
国内において、経営・数字とデザイナーは、ほぼ対極の位置にいると思います。デザインとアートがかなり近い雰囲気です。この二つの専門を修めて、実行する人々国内にはあまりいません。
経営をみながら取捨選択し、デザインのアウトプットまでもっていく人々問答無用で、すごい体験をつくりにいくUXデザイナーとも近いかもしれません。

この極みは、経営でありながらタイポグラフィを修め、パソコンに対して、グラフィックのあるインターフェース(GUI)を導入したといわれるappleのスティーブ・ジョブス氏でしょうか。その後もiphoneなどのデザインをこだわり抜き、商業的にも成功し続けています。
どちらかというと経営者に近いので、国内で需要が伸びるかどうかはまったくの謎です。そもそも雇われるというタイプではないのかもしれません。

上級職④海外風デザイナー

プランナー×デザイナー=海外風デザイナー
前の記事でも話したのですが、海外案件は国内に比べると金がないので、企画で盛り上げないととデザインも何もなくなってしまいます。

そこでこれは面白いというものを思いつきつつ、デザインとして完成までもっていける人が無数にいます。

国内でもとりあえず広告に金を積むような体力もないところや合理的思考を持つ若い企業も増えると思うので、今後需要は増えるのではないかと思います。
しかし、海外ほど給料がもらえるかどうかは、未だ不明です。

番外編:上級職⑤エンジニアマネージャー

エンジニア×マネージャー(経営者)=エンジニアマネージャー(世界最強の経営者)
現状、新しい会社で、勝ちまくってるサービスや企業の代表はこのタイプだと思います。元祖はビルゲイツ氏で、現在は、インドIIT出身の超経営者達です。
自分たちで作り、経営し、改善し、圧倒的データ、資金、人材を集めて、国を跨いでシェアを獲得し切ってしまうようなサービス群です。
このような人々は、合理性を背骨にしており、これからも合理的に最強であり続けるのだと思います。



そのためか、、、?
最近はデザイナーのようなはっきりしないものを扱う人による逆転劇への期待も高まっているのかもしれません。
そう考えると、デザイナーの未来はRGPゲームのエンティングようにドラマチックなものなのかもしれません笑
そう思えば、ちょっと楽しい気分になれるかも、、と言うような記事でした。
※上記は、私の独断と偏見なのであしからず。

ではまた:)

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