アートを通して考える2 ろう者と聴者のためのトークセッション 第1回 異なる感覚の可能性
追記
松﨑丈さんに昨日の発表をまとめたnoteを教えていただいたので、noteを読んだ感想など追記してます。(11/1)
トークセッションの概要
モデレーター :荒木夏実 / 進行:管野奈津美・牧原依里
第1回 異なる感覚の可能性 ゲスト講師: 伊藤亜紗・松﨑丈
●10月31日(土) 13:00‒15:00
人はさまざまな感覚をもち、異なる方法で世界を捉えています。
例えば聴者とろう者では「視覚」の使い方や意味は異なります。
多様な身体性をもつ人々の感覚に注目し、その可能性について語り合います。
松﨑丈さんのお話から
伊藤亜紗さんのお話から
気づきと学び
ろう者と聴者の視覚の使い方の違い。
例えばろう者と絵画や映像を対話鑑賞することによって、
ろう者の視覚から聴者が学ぶことができるのではないか。
聴者向けにつくられた場は、ろう者の可能性を閉ざしてしまう。
ユニバーサルデザインにより、ろう者の可能性をどう広げるか。
身近な別のものに目を向けると、
オンラインとオフラインで場が分かれてしまっている中で、
オンラインのみの場はオンラインが苦手な人の可能性を閉ざし、
オフラインのみの場はオフラインが苦手な人の可能性を閉ざしている。
選択肢をどう設けるか。
異文化同士のコミュニケーションや、
全盲の人と目が見える人など、
見えているもの感じているものが異なる人同士のコミュニケーション。
言葉ではなくメタファーでどう感覚を伝えるか。
そういえばワインの香りを他者に伝える時に、よくメタファーを使っている気がする。
ぽさの研究は、
パターン・ランゲージやブランディングにつながるところがある。
言葉にするのが難しい質。
素敵な学びの場だったなぁ。
カバー画像は、府中市美術館の入り口に設置されている
『木の耳』光島貴之
他の参加者の方のnote
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