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すき焼き鍋を使った「タケノコグラタン」

すき焼き鍋が丁度入るオーブンがある。イタリアのデロンギ社のオーブンで単純に焼くことしか出来ないのだが、温度管理が上手い。さすがネイティブなピザの国である。我が家では2代目である。とにかく壊れない。
朝6時である。残っていた汚れ物を片付けて、食事を作ることにした。

このすき焼き鍋は母の遺品である。誰かの結婚式のお引きものであろう。仲人を20回以上やっている夫婦であった。僕の結婚は37歳であったので、やきもきしたと思われる(笑)。
トマトが出始めたがまだ美味しくはない(笑)。とは言っても、トマトの責任ではない。僕は焼いたトマトが好きだ。なので、グラタンに入れることにした。もちろんタケノコがメインである。トマト煮込みを作るつもりでやっつけるがよろし。
リガトーニ(12分)を茹でながら、ジャガイモと人参(10分)を茹でる。茹で卵(8分)は別な鍋(ミルクパン)で蒸煮にするとよろしい。鶏肉をジリジリと炒め始める。
タケノコ、「火が通ったジャガイモ、人参」、玉ねぎ、ナス、きのこ類、を入れて炒め始める。
トマト、リガトーニ、、を入れて赤ワインでまとめて、トマト缶を入れる。
味が整ったら、茹で卵とチーズをトッピングして、オーブンに入れる。


10分ぐらいで味が一つになるので皿に持って朝食である(笑)。意外とさっぱりしているのが嬉しい。


初めて買ったメーカーのリガトーニであったが、少し肉薄のものであった。
タケノコは味を吸うので、嬉しいものである。

11時位から、妻のパートの弁当作りである。スーパーで買物をしてきた。宝くじは外れていた。挽き肉はハンバーグにしようかと迷ったが肉団子にした。カボチャの天ぷらを最近は少し異なった作り方をしている。シシャモは生臭くなるので高温で揚げた。
あまり見栄えはよくないが、美味い。
揚げ物は、難しい。素材の状態や油の具合でまったく違ったものになる。何よりも揚がり方が生だと辛い。毎回確認である。半分に切れているのは確認したあとである。
大体出来上がるに40分くらいであろうか。クタクタになる。少し眠い。

料理はすればするほど上手くなる。
満足行くようになった頃には食べてくれる人も居なくなり、作り方も忘れるのであろう。
これもまた過ぎ去る運命である。


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厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。