新タマネギのフライのサンドイッチと手羽先のカレー
朝から、手羽先を茹でて、カレーにした。
家族の身体に合わせたひねりこそが重要である。僅かな違いであるが、それこそが自分らしく生きるための食事なのだ。
教育も食事も、政治もセックスも「生き物」が相手である。
マニュアル通りの政治的に正しい人生は、「原因のない苦しさ」を生む。
みなが満足しているのにどうしてお前は満足できないのだ。人並みに出来ないのは我儘なのだ。
転職を繰り返す僕にへの母の苦言を思い出す。
「はいはい、僕が悪うございました」という外無いではないか。
父は、黙って、何も言わなかった。あんな風に生きれるだろうか。
戦争で自由に生きることも出来ず、生き残り帰ってきても地元にはトロッコを押す仕事としか無く自暴自棄になりかけた頃、母と出会ったと聞く。
経理に引っ張てもらえて東京の経営者に良いように使われるが、自分の人生を諦めていた。東京に出張が年に数回あり、僕の家に泊まったものであった。自分という人生から脱する方法はない。そこに居場所を見つけるだけなのだ。
新タマネギの一番好きな食べ方は、フライである。フライは蒸し料理である。しっかりとドロ(卵と小麦粉の液)がカプセルにして、タマネギの水分を蒸して逃さない。
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厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。