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千客万来:タケノコが結ぶ縁 ラオスからお客様

ラオスのkoujiさんはnoteでコメントを頂いたりする間柄で、今日は初めてお会いした。
新潟にお仕事でいらっしゃったという事で、社長さんと一緒に新発田まで来て頂けた。タケノコと山菜があったのでお昼を共にした。久々のバンケット(宴会)である。

色々なお話がお聞きできて楽しかった。
ラオスにまだ残っている「生命を大事にした生活」を日本に紹介したいという会社さんである。

ラオスでは、食事が生命に満ちているということや、丸ごと食べているお話、みな面白かった。
身土不二(地産地消)・一物全体食、いずれも日本では単なる「掛け声」でしかない言葉が、ラオスでは当たり前の日常なのだ。
そして、ラオスでは、みんな「ピンピンコロリの人生」を送っているというお話は楽しかった。食事が全てなのだなあと思った。

そんな世界で暮らせるって最高に素晴らしい。

お土産で頂いた「紅バナナ」昔から伝わる伝統的な方法で乾燥させたバナナ。強いお酒に入れると「ビンビン」になると言われているという。
ドライトマトのような風味でちょっとびっくりした。お酒に溶け込んだ生命が聞いたのだろうか、ちょっと横になったら一瞬で眠ってしまった。
寝ている間にビンビンであっただろうか。ちと痕跡は見つからなかった。
普段だとよってくるマユがそばに来なかったのはなにか面白い。


色々なお話ができて楽しかった。
今僕が考えていることもお聞きいただいて同じ問題意識を持っていることに勇気つけられた。

日本の中の日常の生活の中ではでは見えないものが、異なった世界で生きることも見えてくるのであろうと思う。

そしてどんなに違っていると見えても、その根底には人として同じ「律」を見出すことが出来るのだ。
生命は、一つの根でつながったものなのだと感じる。


タケノコづくしである。天ぷらに麩とニシンとの煮付け、
昨日頂いたコシアブラとタラの芽である。こんなでかいタラの芽は初めて。もちろん天ぷら。

僕はバンケット大好き。

ニシンは五分乾きのものと麩(シバタの手創り)をあわせて炊いた。
タケノコに山菜三昧。
鶏の唐揚げはにんにく醤油に一晩漬けたものをカラッと揚げた。
蕎麦はへぎ蕎麦を用意した。
タケノコご飯をお櫃でお出しした。もう20年は使っているおひつである。もうこの手のおひつは売っていない。ご飯は最高に美味しくなる。
ラオスからお帰りになった時は顔立ちが違っていたという。確かに、noteで見ているお写真と雰囲気が違う。食事が身体に現れるのだと言う。これは面白いお話だと思う。

この50年で日本では失われた「家族と言うシェルター」がラオスでは残っているということを感じられた、素晴らしかった。

いつか、ラオスで暮らしたい。



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幸運な病のレシピ
厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。