2021年のタクワン(3)乾いてきた大根
干し始めてまもなく2週間である。乾いて身が細ってくると大根と大根の間が空いてくる。それでも良くしたもので抜け落ちない。やっぱ、荒縄は最強である。
玄関先にぶら下がっておる。オブジェである。表面がシワシワして、水気が抜けているのがわかる。これが半分に折れるくらいまで乾かしてから樽につける。
今年は干し柿を作ったときの皮を乾かしておいたので砂糖の代わりに一緒につける。
昔の人は面白いことを考える。皮の内で代謝を続けるマイクロバイオームがタクワンをその家だけのものとするのだ。
干し柿は少し湿っている。これもお日様が乾かしてくれる。サワシ(焼酎で渋を抜く)は買うが干し柿はここで作るのが一番うまいと妻は言う。
今年は数が少ない。庭の柿も不作であった。こちらは一月半の所である。
こちらの記事の続きです。
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