Dr.ハウスと僕
先の投稿でドクターハウスのことに少し触れたのだが一気に思い出してしまった。過去にどんな事書いていたかを見直してみた。
実は最近「グッド・ドクター(米国版)」を見る機会があってなんかテイストが似ているなあとおもったらハウスの製作者が参加していた。調子良すぎるのと、高度医療で何でも解決するので、グッド・ドクターは好きにならなかったのだが、やっぱり医療ドラマは好きだ。
S1〜S2のあたりまでは普通(?)の医療の問題を扱っているのだけど、3くらいからあれれになっていって、ついにとんでもない世界に踏み込んでいくのだ。
ハウスは、自分の意志に沿わない手術を(意識を失っている間に)受けて妻と離婚した(妻が手術に同意してしまうのだ)過去を持つ。そして徹底して患者の意思を尊重するのだ。鎮痛剤への依存症もその手術の後遺症の傷みから始まったと思うと、「現実」こそが、すべての問題の種であり向き合わなければならないものであると言える。この物語の終わりにはこの問いかけへの答えが有るようにも、もっと大きな問いかけに隠されているようにも見える。ひどく宗教的であり、重いドラマである。とは言ってもハウスの狂った演技は楽しい。
昨今ではその病院も「患者の権利」を尊重するという。しかし、「専門家」対「素人」においては圧倒的に素人の方が不利だ。おまけにマスコミやメディアも「広告出稿する医療関係者」寄りだ。
患者は真剣に学ばなければならない。セカンドオピニオンなどと言ったところで、同業者(他の医者)が患者よりのことを言うのは稀だ(注)。僕は最初、本を読んで勉強しようと思いたくさん買ったが、あつ時間違いに気がついた。医師の書いた一般患者向けの本は皆同じなのだ。どれを読んでも、最新の知見で患者のための治療法を勧めてくれる。選択しなかった場合の目を背けんばかりの写真付きである。
そこで、医師が読む専門書(学会誌や薬の解説書)を読みだした。最近の大学での医学書を読んで、解剖学や生理学といった基礎分野の本を読んだ。3年位してきたら見えてきた。商売人の言うことは聞いてはならない。安く仕入れて高く売るのが商売だ。大学の初年度で勉強した知識からアップグレードされていない知識を「権威」の後ろ盾で垂れ流して金にする。やがて自分に帰ってくるということに気が付かないのは見ていて哀れですらある。
しかし思い出してもらいたい。医師も患者と同じ様に病で死ぬのだ。自分の未来を苦しんでいる患者の中に見つめることができる医師が僕は好きだ。共感する心を持つ医師である。そして希少である。
僕もソフトを開発しているが、相手が専門知識がなければいくらでも高く値をつける。お客さんへの教育料も含んでいるのだ。
そうでもしなかったら外車なんか買えない。僕は軽自動車で沢山だ。
ああ、また見てみたくなってきたぞ
うーん、ドラマ配信の無料体験(アマゾンプライムは有料になる前に辞めたし)に入ってみてみるかなあ。どうするかなあ。レンタルで借りても安いしなあ。配信に入ると仕事にならんしなあ。
ちなみに、アマゾpんプライムではこの映画にハマって仕事になりませんでした。
この音楽聞くと思い出すなあ。カディさん綺麗だよね。ハウスの問題はカディさんで満足できなかったところであろう。とは言っても、ハウスはウイルソンと出会えたのだから満足すべき物語ではあった。
こちらはグッド・ドクターで使われている曲。ルームメイトの踊るシーンが素敵だ。
格差といえばこの映画だ!真面目に取り上げようっと。
同業者(他の医者)が患者よりのことを言うのは稀だ(注)。
僕が失明を宣告されてインスリンを勧められた医師の所に、通っていた人が居た。プールで会う人だったが、その人の夫もその医師に失明するからと言われ手術を勧められた。大学病院にセカンドオピニオンとして診察を受けたら、眼底網膜症の兆候は見えるがすぐに手術は必要ないと言われたそうである。僕のパターンと全く同じである。
ステージ2の最後の状態で、ステージ3になるといつ出血が始まってもおかしくないのでこの辺からレーザ凝固手術は行われる。大学病院では眼底の撮影映像を情報公開で請求されたら隠しきれないから、まだステージが早い状態にあると言ったのだろう。
僕の場合は別な眼科であったのだが、家から遠かった。新しい眼科に鞍替えさせようとしてまだステージがそこまで進んでいないと言ったのだろうと思う。僕の食事が頑張ったおかげでなかった可能性もあるのだ。半年くらい通っていたら、黄斑部変種と白内障での手術を「つぶやき」で暗示されたのだ。そrでもう行くのはやめた。
やっぱ、手術しないと儲からんのだろう、でかいビルや外車やきれいな看護婦を維持するためにどれだけの手術がいるだろうか?
糖尿病と眼底網膜症に関しては、分子生物学的な機序に関しては見つかっていない。
単に糖尿病(高血糖の維持)と眼底網膜所の間に相関が見られるということだけだ。糖尿病患者以外にも起こる疾患なのだということを考えれば、もっと別な原因が隠されていると考えても良いはずなのだが、医療関係者はこれっぽっちも考えない。