ランドヌールがツール・ド・おきなわ 市民140km走ってきたよ【準備編】
一般ランドヌールが人生初ロードレースのツールドおきなわ140kmでチーム優勝目指して走った記録。
スペック
【エンジン】
身長:177
体重:70kg
FTP:352W
【バイク】
フレーム:TNI 7005MK2
ホイール:HYPER
タイヤ:GP5000クリンチャー25C 6.8bar
重量:9.0kg(ボトル抜き)
大会に向けての準備
6月のRAAM完走に向けてを図るためとにかく食いまくって75kgほどになった。
RAAM完走後今度は8月のPBPに向けて準備するも業務圧迫しすぎてDNS確定となり、燃え尽きたため7月は自転車にあまり乗ってないにもかかわらず食いまくっていたら80kgに到達。
10000UPチャレンジやブルベで富士3PEAKS等なぜかヒルクライム系のイベントが重なり、ただでさえヒルクライム苦手なのに本当に登れなくて絶望した。
8月中旬あたりから燃え尽きから復帰してちょっとやる気出てくる。
そこから競技勢の方々と少しずつ練習をするようになった。
今までブルベやロングライドが多かったため、練習の高強度インターバルでいっつも白眼向いてたと思う。
平日はぱやサイ、休日は千葉で沖縄対策練を繰り返した。
6月まではPWR4.6倍ほどしかなく、おきなわでは20分5倍、5分6倍とか必要みたいな話聞いて無理やんとか思ってたけど9月あたりから?本格的にダイエット開始した。体重落とすからパワー減るけど登りで残れなかったらしょうがないって割り切ってやってた。食事はマグマかHuel。あと会社の弁当。腹減ったらプロテイン。土日の練習前後は何食ってもいいことにしたから普通に家系とか食べて意識低い。
体重も鬼のように減ったし10月あたりからなぜかめっちゃ踏めるようになってなんとなくFTPテストやったら20分370W(5.2倍)とか出て死ぬほどパワーアップしてた。
沖縄対策練で普久川ダムを想定した登り2本もなんとかこなせるようになったが、腰痛と足攣りを頻発。パワーアップの代償に15分以上の登坂をFTP以上で踏むと腰が、強度高すぎると足攣りが起こるといった爆弾を抱えることになった。
作戦
目標はTRYCLE.ing優勝。
TRYCLE、特にぱやおさんは超絶マークされて動きにくいだろうってことで誰かが逃げることに。
ロードレースは初めてで、集団の動きに対応できる自信がなかったのと、登りでかち上げられたら脚攣って試合終了になると思ったし、長距離TTが得意だと思ったので逃げ担当に立候補。普久川ダムの頂上から辺戸岬以降の海岸線までに逃げ開始し、学校坂まで耐え凌げばあとは集団ついていけるだろうってことでそこらへんで吸収されることを目標にした。逃げてる間チームメイトは逃げのチェックするか変顔したり筋肉見せびらかして休み、吸収されたら他の人が暴れまわるといった作戦。
レース前
金曜夕方羽田発。
日本の航空会社を信じてPEKOさんのペラい輪行袋に入れて預ける。
レース前後の予定が確定してなかったから色々対応できるようにこうした。
受け取るときひっくり返ってたから向き指定する輪行用養生テープ貼っておくべきだった。
那覇到着後はA&Wで夜飯。
まだお腹空いてたので途中でスーパーに寄って食糧調達。
お気に入りは天使のはね。
見た目は完全に洗濯したティッシュ。
食べてみるとふわっと溶けて塩が効いてて美味い。
レース中背中から取り出して食えば、ティッシュ食いまくってるやべぇやつになれる。
この日は那覇の快活に泊まった。
土曜は朝から名護に向けて60kmほど自走で移動。重い荷物が腰にダメージを与えてくる。21世紀の森で受付をし、みんなと合流。21世紀の森って聞くと10000UPの苦い思い出が蘇る………。
その後ぱやおさんイチ押しのパン屋行ったり、明日の朝飯買ったりした後海鮮食いながらミーティング。
午後は霜出くんと車でコース下見して名護から国頭の宿まで自走。宿はISSEIさんと武内さんと一緒でゼッケン貼るのとか手伝ってもらい感謝🥹
スタート地点の道の駅ゆいゆい国頭までは数百mなのですぐ行ける。
普久川ダムの登りまでは5kmほどしかなく、後ろの方でスタートすると落車に巻き込まれたり位置上げるのに無駄脚使う可能性あるため、シードの真後ろに整列できるよう6時くらいにスタート地点向かうも雨のためか特に並んでなかったため宿に戻って来る。
朝飯はコンビニのペペロンチーノと焼きそば、昨日のパン屋で買った残りを食べる。
ドリンクは700ml×2、1本目はグランフォンドウォーター80g296kcal、2本目はスピードウォーター60g222kcalをセット。補給食はACTIVIKEスピードジェル7つと家に余ったグランフォンドウォーター少しにマルトデキストリン大量に入れてと風味付けにBCAAラムネ味追加したものを少量の水で溶かしてソフトフラスクに入れたもの。序盤でグランフォンドウォーター飲みきって2回目の普久川ダムでスポドリをもらい、基本はフラスクでカロリー摂取してたまにスピードジェル入れる感じで考えてた。正直どれくらいの頻度・量摂れば大丈夫か分かってなかったので少し余るイメージで多めに持っていった。
レース直前
明るくなってきたので7時くらいに会場に向かう。
雨のためかやっぱり整列してる様子はない。ISSEIさん以外は名護に泊まってるし、みんなシードだからゆっくり移動してきている様子。
トイレで軽量化しつつTRYCLEメンバーと合流する。
タブチンさんに保温ジェルと撥水ジェルを塗ってもらう。
レインホッパーを忘れたためカンさんから借りて使わせてもらう。ぱやおさんらも使ってタブチンさんが使うときにはスッカラカンになっていたw
8時頃にバイクの整列が始まった。
全員集合して気合い入れ。今日は雨なので下りは無理せずいこうと意思統一。
バイクでスタート位置まで移動前にピクノレーサーをモンスターで流し込み9時頃整列した。
200kmの逃げと大集団を見送って、その後少し経ってから遅れた集団を見送った。まだ登り入ってないのに分裂してるとか落車でもあったのかなと思い気を引き締める。
TRYCLEの他のメンバーはシードのため少し前で固まっていて、自分はその数列後ろの右端で待機。堀井さんと寒いッスね〜なんて言いながらみんなで震えて待つ。田口くんは震え通り越して痙攣してるんじゃないかってくらいに震えててちょっと笑ってしまった。
自分は緊張がほとんどなくリラックスして待てた。
たぶん自分が終わってもチームで勝てればいいと思ってみんなを信頼してたからだと思う。
間もなくスタートの合図が切られた。
続きは次回。
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