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「わ」の会

2022年12月15日に「わ」の会コンサートvol.8 Fragen -問い-が開催されました。上の写真は終演後の出演者たちの晴れやかな顔です。

「わ」の会の成り立ちや、私自身のワーグナー経験について、以前のプログラムに書いた文章があるのでご覧ください。

「わ」の会コンサートvol.6のプログラムより

2010年にこのようなコンサートの構想を練ってから、すでに12年の歳月が過ぎていることになります。第1回コンサートは2013年ですが、その前段階のコンサートを含めると、今回で10回目の演奏会となります。その他レストランコンサート、ランチタイムコンサートなどにもメンバーが出演しています。

プレトークでもお話したのですが、第1回から第8回までコンサートのプログラムが一切被っていないのは驚きです。作品自体が長いので当然と思えるかもしれませんが、それにしても毎回歌手と新たな曲目を選び出すは骨の折れる作業です。(と言いつつ楽しいけれど、、)

備忘録的意味も兼ねて過去のプログラムを掲載してみます。まずは1回から5回はまとめて。「わ」の会になる前の二期会weekのコンサートも載っています。第1回は珍しいピアノソロの曲もプログラムに入っていましたよ。それにしても前期はメンバーが何役にも扮し演唱していたことを思うと、それはそれは大変だったんです。それにしても濃いプログラムだなあ、毎回毎回。

これは第6回(2020.12.4 Befreiung:解放 調布市文化会館たづくり くすのきホール)のプログラム。太田麻衣子さんの演出が冴えました。特に『ラインの黄金』はプール清掃員アルベリヒと3人の水着美女の設定、ホール中央を下げられる舞台機構を駆使したものでした。日本ワーグナー協会創立40周年記念事業でもありました。


そして第7回(2021.12.20 Herausforderung:挑戦 渋谷区文化総合センター大和田伝承ホール)のプログラム。

そして最新第8回(2022.12.15 Fragen:問い 角筈区民ホール)

これに加え一番最初にワーグナー協会で披露させて頂いた「ジークフリート1幕」があります。これが「わ」の会の端緒となりました。舞台の端っこにピアノを置いてそこで指揮をする、という「わ」の会スタイルもこの時生まれました。このコンサートは本来2011.3.20開催予定でしたが、東日本大震災のために延期になったのでした。3月11日14時46分はその第2場の練習中でした。その意味でも長く記憶に残るコンサートです。

日本ワーグナー協会第326回例会 ドイツ文化会館OAGホール
2011.8.28
ジークフリート第1幕(全曲)
ミーメ:加茂下稔
ジークフリート:片寄純也
さすらい人:大塚博章
ピアノ:木下志寿子
指揮:城谷正博

以上「わ」の会の歴史を振り返ってみました!

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