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【オープン社内報】仲間と深くつながるための評価

スカイベイビーズにおける評価について。どのように考えているのかこれまで話したことがなかったので、今回、テーマとして取り上げます。

スカイベイビーズには「評価制度」は存在しません。ですが、今期中に設計して、みんなで「360度評価」を経験してみたいと考えています。

360度評価とは、複数のメンバーが、1人を評価する制度です。「評価されること」だけが大事なのではなく、誰かを「評価すること」にも価値があると考えています。なぜそう考えるように至ったのか、理由を整理してみました。

仲間と深くつながるためのツール

評価を「すること」が怖いという人がいます。自分による評価が何かの基準になったり、誰かの人生に介入することになったり、誰かの給与を決めるきっかけになったりすることが怖いのだと。たしかに慎重に行うべきだとは思います。

ただ、こう考えてほしいのです。「評価は、仲間とより深くつながることができるチャンス」だと。

他人のことって、評価の機会でもなければよく見ていないんです。

組織に貢献するバリューと、それぞれの場所で貢献するバリューと、売上に直結するバリューと。優劣つけづらい内容に対して、それぞれが答えを探してほしいと思っています。自分と異なる職種に対しても、「給与の妥当性を検証する」という経験もぜひしてほしい。

何も知らないのに、評価はできない。だから、評価を「するため」には、より深くメンバーのことを理解しようとするでしょう。そのコミットに期待をしています。

自己評価は、VUCAの時代に必要不可欠なスキル

もう一つ、360度評価を導入したい理由があります。それは、VUCAの時代を生き抜くために、「自分の働きの適正価格や市場価値を客観的に評価する力」を身につける必要があると思うからです。

たとえば、ライターという職種を例に話をします。ここ数年の間に、「Webライター」と呼ばれる人材が増え続けていますよね。それはもうすごいスピードです。

ライターが、「適正価格や市場価値を自分で提示できるかどうか?」は重要なテーマになっています。「文章が書ける」だけでは、あまたのライターとの差別化ができません。「何をどのように書けるのか」「書くこと」以外に貢献できるバリューは持っているのか。そういった視野・視座を持たないライターが長く仕事を得るのは厳しいと思います。

自分自身の「現在地」を正しくジャッジする力。そして、「未来」を描く力は、これからの時代を生き抜く上で、必要不可欠だと考えています。

自分の「強み」と出会える機会

スカイベイビーズで360度評価を実施するなら、「マイナス面」だけでなく、自分では気づいていない自身の「強み」や「ニーズ」を拾い上げる場にしたいと考えています。意外な発見や驚きがあるはずです。

他者からのアドバイスを素直に受け入れられるかどうかも重要になってきますね。特に、フリーランスになったり、キャリアを重ねるようになったりすると、誰もアドバイスや指摘をしてくれなくなります(笑)。一方で、自分の「不得意なこと」には敏感になっていて、なかなか新しいことに挑まなくなってしまう。得意で生きることができるならそれが一番美しいのかもしれませんが、不得意をただ遠ざけていると、存在価値が小さく差別化のできない自分になることがあります。そういった変化にも自覚的であるべきです。

評価が、みんなにとって価値ある機会となるよう、設計していきます。最初からうまくいくとは限りません。経験を通してみんなでスカイベイビーズらしい「評価の形」を作り上げていきましょう。


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スカイベイビーズという会社について、初めてご覧になった方はこちらもご覧ください。

自分の価値は自分ではかる。フラット組織や自律分散型組織において欠かせない能力だと考えています。


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