股関節225 人工股関節置換術と術後の活動量
おはようございます!
一晩寝たら10歳老化していたら焦ってしまう塗山正宏です。
今日のテーマは、
人工股関節置換術と術後の活動性についてです。
人工股関節置換術の手術を受けて、術後早期の生活はどれくらい歩けばいいのでしょうか?
どれくらい動いていいものなのでしょうか?
術後股関節の手術直後は筋力も弱く、筋持久力の低下を認めています。
いきなり沢山歩こうと思っても歩けないのが現実です。
しかし、仮に動けるとしても、歩き過ぎないように注意しましょう。
何故術後早期に歩きすぎてはいけないのでしょうか?
整形外科医の塗山正宏が解説してきましょう!
術後早期に歩きすぎると、股関節周囲の筋肉に過剰な負荷が加わり、股関節の周囲の筋肉に強い筋肉痛が出る可能性があるからです。
強い筋肉痛が出てしまうと、しばらく歩くのが困難になってしまいます。
筋肉痛によって、あまり歩けなくなってしまいます。
また、人工股関節のインプラントがまだしっかり骨に固着されていない状況で、インプラントに負荷をかけ過ぎてしまうと、インプラント周囲で骨折を起こしたり、インプラントが緩んでしまったりする場合があります。
そうならないためにも、術後早期に歩きすぎて、過剰な負荷を与えないように注意する事が必要です。
無理は禁物ってことです!
本日のまとめ
人工股関節の術後早期は歩き過ぎないように注意していきましょう。
「あ~、もう全身筋肉痛だわ~~~😢」
日々どこかしらの筋肉痛を抱えている整形外科医の塗山正宏でした。
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