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股関節178 人工股関節置換術と高齢者
おはようございます。
1年に1回歳を重ねさせてもらっている塗山正宏です。
本日のテーマは、
人工股関節置換術と高齢者です。
まず、高齢者って何歳からなんでしょうか?
WHOの定義では、
・65歳以上の人のことを高齢者
・65~74歳までを前期高齢者
・75歳以上を後期高齢者
とされています。
日本での高齢者の割合は2021年に約29.1%になっていて、世界で最も高い水準のようです。
では、「高齢者に対して人工股関節置換術は有用なのでしょうか?」
はい!はい!はい!私が答えましょう。
高齢者に対して人工股関節置換術は有用です。
しかし、注意しなければならない事もあります。
高齢者になればなるほど、内科的疾患を抱える事が増えます。
具体的には、心臓疾患、肺疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、脳疾患、血液疾患、認知症など様々な病気を抱えることが増えます。
それらに注意しながら、管理をすることが重要になります。
人工股関節置換術を受ける年齢制限はありません。
高齢だからといって、股関節の痛みのために生活レベルが下がるようであれば、人工股関節置換術によって歩くことが出来る身体にすべきでしょう。
健康寿命を少しでも伸ばしていきましょう!
本日のまとめ
高齢者にも人工股関節置換術は有用である。
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「サムギョプサル!」
久しぶりにサムギョプサルを食べてみたくなった整形外科医の塗山正宏でした。
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