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【DJ社長と仕事をするということ】
中2の時、親友の紹介で見たTwitterで喋りまくってテキーラ一気してるDJ社長の動画はあまりにも刺激が強くてすぐ好きになった。
当時イジメられていて、何も自分のことなんて伝えられずに、主役になんてなれない人生を送っていたボクにとって唯一の娯楽は彼らの動画を見ることだった。
なんだかハチャメチャな彼らと一緒にバカやってる気分になれたから。
転機は40分DJ社長が話してたあの動画。衝撃だった。
あの日から何回もあの動画を見た。常に支えてくれた動画になった。
そのDJ社長と仕事をする。憧れのレペゼンと仕事をする。
海外進出の協力を頼まれた。
海外芸能事務所の副社長を務めているから、正直ビッグネームでもなんでも、いくらでも紹介できる。
ボクはこの事務所の中枢メンバーになってからずっとレペゼンの海外進出の協力を目標に頑張ってきた。
ただ、恩返しをするために。
ただ、あの人たちと仕事をするために。
そしてついに夢が叶った。
あるパーティーに参加して、ボクに声をかけてくれた人がまさかのレペゼンの海外進出担当マネージャーだった。
「是非、協力してください」と言われた時のことは多分一生忘れない。
そしてまもなく、炎上万博-斬- の後にDJ社長のマネージャー(DJフミヤさん)やメンバーに会えるとのことだったので招待して頂いた。
一通り話して、一緒に仕事ができる環境は整った。
もうこれでいくらでも海外の仕事が振れる。
完璧だ。ステージは整った。
だけどどうだ。
ボクの気持ちは期待してた80%ほどだった。
分からない。憧れのDJ社長とも話した。
「20歳なのにすごいね!」とも言われたし、「株はいつでも貰うよ!w」みたいな冗談も言ってくれた。
ダメだ。期待以上の興奮が無い。
よくテレビで観る『ファンが推しに出会えちゃった』のあの興奮は1ミリも無かった。
原因は、《距離感》にあった。
ボクがどれだけ凄くなったって、20歳で海外の有名歌手を抱える事務所の副社長になれたって、DJ社長やメンバーの方々からしたら「え、誰??」だ。
メディア露出もなければSNSでバズってるわけでもないボクからしたら当たり前の現象だけど、自己紹介をするまではただの通行人Aみたいなもんだ。
自己紹介してやっと「すげぇ!!お願いします!」とかなったけど、それまではもうただの景色だ。
『壁と同化してるんじゃね』的な。
『なんなら通行人Gくらいなんじゃね』的な。
挙げ句の果てには最近ナントカダウンでバズり始めた奴に睨まれ、鼻で笑われ、肩でぶつかられる始末。
悔しい。くやしい。ぐーやーじーい。
いやいや悔しいでしょ。
だってそんな奴らも自己紹介すればペコペコなんだぜ、?
自己紹介する前のこの悔しい時間帯どうにかなんないかなと思ってね、ボクは決めたよ。
『有名になる』
だってそうでしょ。
フォロワー持ってて知られてる存在なら睨まれることも、鼻で笑われることも、肩でぶつかられることも無い。(多分。。)
DJ社長にだって、『あ!あの子!?』的な流れですぐに仕事に進めたはずだ。
ちゃんと仕事の付き合いとかも大事だし、マネージャーと仕事を進めてはいくのだけど、ボクの熱とか、野望とか、この先どうしていきたいからレペゼンさんと仕事したいとか、果たしてDJ社長に伝わっているのだろうか。
『あなたに憧れてここまで来ました』
『ボクも日本を変えたいんです』
『日本を変えれるのは世界で活躍してる人だけでしょ』
『あなたを越すために、あなたと仕事がしたいんです』
どれもこれも伝わって無いでしょ。
マネージャーと仕事してるだけじゃ伝わらないことなんて沢山ある。
マネージャーとはビジネスをする。それはそう。
だけど俺のこの熱は、この野望は、この夢は、直接DJ社長にぶつけにいく。
ここは絶対だ。
その為には有名になるしかない。
マネージャーとはビジネスを頑張れば繋がれる。
でもDJ社長というプレーヤーと繋がるにはボクもプレーヤーになるしかない。
プレーヤーと繋がれるのはどうやらプレーヤーだけっぽい。
そんなようなことを聞いたからまずはそこを愚直にやっていこう。
有名になる。そしてDJ社長に伝える。
『ありがとう』と。
夢を語り合う。DJ社長と。絶対。
応援よろしくお願いします。
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