長く続くものは必ず丁寧に作られている
時を遡れば、 メンバーが抜けてしまい、新しくバケツが加わり、
BIGMAMAが事務所の移籍を決意する前後。
どういう決断をすべきか、運命を左右する大変な局面でしたから、どんな形が全員にとっての幸せか、これ以上ないくらいに慎重に慎重を重ねて、考え、話し合う期間がありました。
その時に、僕自身や、バンドの行く末のことを気にかけてくれて、親身になって相談に乗ってくださった方が、GLAYのSTAFFチームの中にもいらっしゃいます。 (勿論とても大きなチーム、プロジェクトなので、その一部の方というニュアンスです)
なんとそれがTAKUROさんの耳に入って、 僕らの昨年のフリーライブの時にTAKUROさんが駆けつけてくださる、 という、とても胸熱な展開が待っていました。
先日その時のお礼をようやく伝えられる場面があったのですが、当時TOUR中のGLAYのライブに、今度はどこかぜひ僕の方がお邪魔させていただければ、という話の流れに。
で、スケジュールを照らし合わせると、東京の日程がまさかのバケツナイトとまる被り。
それならばいっそ、GLAYの地元、函館のライブを見てみたい、と思い立ち、 もうここしかない!と、名古屋のサカスプ終わりで北海道、函館にひとっ飛びしたのでした。
結果的にですが、無理にでも来て良かったなと思いました。
それぞれ4人が4人とも違った色彩で輝く、純度100%の”ロックスター”でしかないというか、解けない魔法がかかっているというか、 それでいて、ミュージシャンとして、とてもストイックなステージが繰り広げられていて、身近に感じられるのに、それでいてきちんと手の届かない遠さも同時に感じられると言うか、 特にTERUさんが最後の曲まで全く歌声が衰えずに完璧に歌い切る姿に、 同じボーカリストとして、背筋が伸びたんだか、いいや凍ったんだかわからないくらい、ゾクゾクしたものを終始背中に感じていました。
ただ実は、それ以上に感動したのが、
空港を降りたその瞬間から、会場にたどり着くまで、函館という街全体に愛されるロックバンドGLAYを常に感じられたこと、でした。
空港のポップアップのお店にはじまり、
地元の飲食店との沢山のコラボ、グッズを売るための実店舗だったり、
街を歩けばGLAYファンに当たるみたいな、 ズラー(上の写真の子ですね)のリュックを持った人とすれ違ってばかり。 食事や移動中にどこから来たんですか?話しかけられたりするのも、二言目にはGLAYのライブですか?と、聞かれることの頻度の高さ。
そして会場に近づくにつれて、その濃度もどんどん濃くなっていって、本番前のアナウンスからまだSEが流れる前にも、早く始まってくれとばかりに既に沸騰寸前、 その場に居合わせたファンの方々が、もうGLAYの音楽が欲しくてたまらない、みたいに完全に求め合っている状況が仕上がっているみたいな。
長い年月をかけて、大切に築き上げられてきた、"アーティスト"と、"街"そのものと、そして"ファン"とのリスペクトの関係がないと、成し得ないこの光景を目の当たりにした時点で、なんかもう今日来て良かった。人知れず感動というか、アーティストとしての偉大さを感じずにはいられませんでした。
普段ライブを見る時に、盗めるものは全て盗んで帰ろうくらいな盗人猛々しい気持ちで見ることが多いのですが、こればっかりはデカすぎて何も盗めやしないな!と、ただただ童心に帰って素直に楽しむことしか出来ませんでした(平伏)。
ありとあらゆる"こと"や"もの"に共通して、
「長く続くものは必ず、丁寧に愛を込めて作られている」なんて、思います。
とても当たり前のようで、時に忘れがちなことを、かっこいい大人たちの、一つ一つの動作や、所作、あなたのその背中に、教えていただいてます。
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ところ変わって(函館→山梨)、smart Webさんの企画で、こちらに文章を書かせていただきました。
唐突に何月何日空けといて!と言われ、詳しく確認もせずに、いざ当日を迎え、現地に到着したのですが、なんとまあ絶景だこと。
この時ちょうど、自分の中で制作がひと段落ついたところだったんですけど、
ここから家に帰って、自然ともうひと頑張り、また机に向かって制作に取り掛かっていました。
息抜きとか、気分転換って、結構思い切りとか、勢いも大切だななんて思ったりしたり。
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先日 6/7(水)発売のSexy Zone のアルバム「Chapter Ⅱ」
アルバムラストを飾る14曲目、
「せめて夢の中でだけは君を抱きしめて眠りたい」
に作詞で参加させていただいてます。
「惑星」作詞(MiNEさんとの共作です)
「Money Money」作詞
「NOT FOUND」作詞(渡辺拓也さんとの共作です)
「まっすぐのススメ!」作詞
「天空のロイヤルブルー」作詞
に続けて6作目の作詞ということで、
自分の作詞の世界をググッと広げてくれたSexy Zoneというアーティストに、
これまで以上に、丁寧に、大胆に、自分にしか出来ない方法で貢献したい、という一心での作詞でした。
とっっっても素敵な仕上がりになっておりますので、
1人にでも多くの方の、お耳に届くのを願っています。
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バンドの大切な日にGUESTとして、お誘いいただいてありがたき幸せ。
音楽で情景や物語を描く同志と心得ております。
かっこいい背中ばかり見てきた自分の背中はいまどんな具合なんだろうか。
とかは考えすぎると、ちょっと力みそう、憧れるのは辞めましょう(定番)、自分らしく以外はできませんから、自分らしくをより丁寧に。
名古屋、梅田で、会えるのを楽しみにしています。
🎫ぴあ https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=59210125
🎫ローソン https://l-tike.com/artist/000000000344744/
🎫e+ https://eplus.jp/mol-74/
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さて、今日も明日も明後日も、悔いのないところまで、制作に励みます。
結局のところはつまり、丁寧さこそ愛だよね、なんて思いながら。
<どうでもいい話はこちらでさせてもらってます>
褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。