【セルフライブレポ】MINAMI WHEEL NEW AGE2024【本人解説】
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プロ野球もいいですけど、高校野球でしか得られない感動、ってあると思ってます。二度とない青春、一瞬に掛ける美しさ、刹那ゆえの儚さみたいな。それを音楽に置き換えられるとわかりやすいかな、昨日はそれを体現するような1日でした。
学生バンドのみんなも、これ以上ないくらいに、眩しくて、最高でした。
そして、正直、昨今音楽周りの仕事って、会う人会う人なんかみんなちょっと疲れてるというか、良い顔して働いている若い人少ないな、あんまり出会ってないな、と心の中でこっそり思っていて、今日の現場には久しぶりに眩しいそれを、沢山の人に、FM802に感じました。イベントを作る側も、なんか皆超良い顔して働いてるじゃん、みたいな。アーティストは感受性の生き物ですから、それに引き寄せ、底上げされる部分は大いにあります。
この日は誰に向けて、と言う点では正直に白状すると、徹頭徹尾全ては共演するバンドに向けてのセットリスト。決して来てくれた方を無碍にしているわけでなく、その日バンドがすべきことを全うしていることを感じてもらえればという意識。
事前にそれぞれの音源を聴きながら、思ったこと、感じたことを、音楽で返すにはどんな曲を選ぶべきか、どんな歌詞を歌うべきか。何のための技術か、流れや、緩急の中でどう楽曲の中にメッセージとして組み込んでいくか。
彼らに対して何か少しでも、ヒントやアイデアになれたら、それがポジティブでも反面教師でもいい、気づきや発見があってくれれば、そんなことをイメージしながら。
ただ、気持ちとしてはずっと同じなんです。
自分たちのセンス、楽曲を信じて、このライブで人生変わる、この1曲で人生変わる、変えると、ステージに立ちながらずっとそんなことを思い続けることの繰り返しなんです。
その日の時点の勝ち負けなんかよりも、もっと大切なもの。
ラストに歌った"神様も言う通りに"が、何よりもそれを代弁してくれていているような気がして、ここぞと言う場面で何度も自分を奮い立たせてくれた曲に一番大事なメッセージを預けて。
またどこかのステージで共演できることを願いながら。
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503名限定で領域展開(メンバーシップ)。
褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。