見えないものに怯えた僕らは、目に見えるものを愛したくなって 8
「誰かがきっと見てくれているから。」
くやしさをグッと堪えた時には、優しさで出来た、言葉が染みる。
でも、見つけてもらえなくちゃ意味がないんだ。
見つかりにいかなきゃいけないんだ。
努力は決して無駄にはならないのだけれど、
無駄な努力、というのは大いにあり得る。
誰かが僕を探している、私を求めている。
そんな日はいつかきっと来ると信じて。
でもその時に、ねえ見てみて、っていってお腹の傷を見せびらかすようにするのではなく、ただそこに、在るべき姿で真っ直ぐと立っていて、誰かが興味を示してくれた時に、ああこれはね、と面白いおかしく返せるくらいが理想なの。わがままかしらね。
思っていないことは起きるのに、願っていることは起きない。
なんて、まだ道の途中かもしれないのに。(AI)
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褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。