信じた道を走り続ける
ミュージシャンとして、バンドマンとして、
今すべきことは何だろう。
今出来ることは何だろう。
世界で、日本で、この手の届く範囲で、
起きているあらゆる出来事をごくんと飲み込んで、
反芻して、きちんと音楽として、
自分の言葉として吐き出すとしたら。
「WE RUN ON FAITH(信じた道を走り続ける)」
はじめは単に歌詞の一節であったこの言葉が、
作詞、作曲、レコーディングの過程を経て、
TOTALFATとBIGMAMA共作曲のタイトルになりました。
2組のロックバンドが音楽をかき鳴らす動機として、
これ以上のものはありません。
そして、本来なら楽曲のリリースに合わせて、
8月中旬に2MANライブが準備されていました。
その発表の手前でまたもや緊急事態宣言。
走り続けると勇んでおきながら、
そこは信念の元、一度立ち止まることにしました。
お互いのツアーが落ち着いて涼しくなった頃に、
もう一度仕切り直そう、ということになっています(続報をお待ちください)。
ただ「WE RUN ON FAITH」という楽曲は、
この夏の冷めないうちにお届けしたいので、
予定通り8月20日にリリースのままですし、
コラボ期間が伸びたと思って、もう一つ二つ楽しいことでも増やせたらと思います(何したら面白いかな?)。
TOTALFATとBIGMAMAは、
“信じた道を走り続ける”
勿論この文章を受け取ってくれている、
あなたの元に、あなたと共に。
________________________________________________________________________________________
ここから先は僕の独り言です。
ひとつでも多く楽しいニュースを作りたい。
もう一度辿り着きたい場所がある。
加えて、BIGMAMAが危機的な状況に陥った時に、
手を差し伸べてくれたバンドマン達に、
感謝の気持ちを言葉以上に態度で返したい。
今現在、自分の行動原理は、おおよそそんなところだったりします。
物事が上手くいっている時にはさほど気に留められないもので、
逆境の時の優しさほど、身に、心に沁みるものはありませんでした。
とはいえ音楽家が音楽家に出来ることってあまりバリエーションがなくて、
一緒にライブをしよう!か、一緒に曲を作ろう!か、
この場合、そのどちらも、の欲張りコースだったのだけれど、
準備の段階からそうこうしている間に、また受け取るものも沢山ありすぎて、
持つべきものは良い先輩だと、いつまでも生意気な後輩として、
この素敵な縦社会を幸せに、そして誇りに思っています。
(凄く良い曲できたんで結果超オーライということで照)
僕が高校一年生の時、文化祭のステージで眺めていた三年の先輩ということは、
かれこれ20年くらいの付き合い。いろいろヤバいな。
人より多く沢山悩む、くらいしか取り柄のない自分にとって、
迷う必要がなく言い切れるものってとても稀少だったりします。
今も変わらずに、現在進行形の僕のヒーローです。
まだまだ背中で教わってしまうことばかり。
_____________________________________________________________________________________
内緒話や悪巧みはこちらでやってます↑