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ミュージシャンがnoteで出来ることの最大値(金井政人の場合)2024
所属しているバンドBIGMAMAのファンクラブとは別に事務所の許可を得て個人でnoteのメンバーシップ503clubを運営しています。
2021年5月よりスタート、現在3年と8ヶ月。
基本自分1人で更新、運営しつつ、常にマネージャーや事務所のスタッフに投稿が共有され必要に応じてサポートしてもらっているという状況です。これまでこのメンバーシップのおかげで、いちミュージシャンではなかなか実現し難いことを叶えることができました。
・アメリカンスクールバスを買って全国を走らせる。
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・楽曲にちなんだ全て一点もののオリジナルスタジャンを曲の数だけ制作し販売
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・絵本や書籍を制作し出版する
・アルバムリリースに際して有志メンバーでフリーペーパーを作成
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・海外ライブの際に語学のサポートを受ける
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これ以外にも自分が意識していないだけで、もっと他にトピックにすべき項目があったのかもしれません。最近では自分の使わなくなった機材をメンバー内にGiveする見返りに、TakeならぬAwakeを求めるGive and Awakeなる企画を立ち上げたばかりであったり、
お気に入りの自分の歌詞を投稿してもらうことを条件にしたクリスマスプレゼント企画なるものが進行しています。これらはすべてnoteのメンバーシップ503clubが主体となって行われてきたことです。
クローズド、閉ざされた空間だからできること、話せることがあります。
最もわかりやすいところで言うと「明日の夕方くらいに新しいニュースが出るからよろしくね」ということをよく書きます。わざわざオープンな場で言うにはちょっとフライングだけど、クローズドのスペースで発信するくらいがちょうどいいことというのはよくあります。
アーティストの本来の意図や狙いを限りなく純度100%でメンバーに伝えることができる。
サポートや応援の仕方も多岐に及ぶ時代に、それは本当に嬉しい、実は嬉しくない。アーティストとして通常表立って言いにくい部分、リテラシーやモラルを含めて、正直困る困らない、実際色々あると思われます。その辺りのコミュニケーション、丁寧なやりとりを心掛けています。逆にこれはまだ内緒にしておいて欲しいという情報の漏れのなさに関しては、毎度自分でも驚くほどです。
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総じて自分がこのnoteのメンバーシップをどのように位置付けているかというと、
コアファンのエネルギーを、正しく自分やバンドが幸せな方向へ向ける装置としてです。
ひとりでは出来ないこと、バンドでは少し難しいことが、どんな思考や過程のもと実現していったか。何か音楽関係者、特にこれからnoteでメンバーシップの活動に興味があるというミュージシャンの方の今後の活動のヒントになる部分があるかもしれないと思い、自分に起きたこと、その経緯や裏側を記事に残しておきますので、続きが気になる方はぜひ。
まずこの503clubの肝の部分なんですけど503名限定というところだと思っています。
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