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とりあえず100回やってからああだこうだ言おうぜ

1歩進んだところであまり景色は変わらないけれど、
100歩進んだ先であれば、また何か違ったものが見えてくるかもしれないよ。

さも誰かの名言風にどうぞ

この場合、音声配信コンテンツBanshakuにおける自身の番組、“絶望のススメ”の放送が100回を迎える、と言うだけの話なのですが、馴れ初めはこちら⇩

出来る出来ない、得意不得意、向いてる向いていない、好き嫌いとか、意味があるのかないのか、ですらも、そんなに早く決めなさんな、とりあえず100回やってみなきゃわからないじゃないか論を、わりと地でいくタイプです(他人には強要してはダメ)。
限りある時間、短い人生を、嫌いなこと、人、ものに割く必要は全くありません。
ただ、わからないことをとりあえずやってみる、みたいな思考は、己を知る上で案外必要で、自分自身への理解度、解像度が上がるのに伴って、そこから先の取捨選択、判断のスピードが倍くらいに上がります(金井政人調べ)。

今年の春、もう逃れられないような強力なご縁があって、ツアースタートからタイアップという形で走り出し、そして今に至るまで、平日の21時から毎日15分”絶望のススメ”と題して、音声配信を届け続けてきました。
不妊、不貞、不和、失恋、失業、人間関係の悩み、身体の心の、怪我や病気、深刻なものから軽微な可愛らしいものまで、日常の些細なものから、人生を揺るがす大きなものまで、寄せられた古今東西ありとあらゆる絶望とガップリ四つ、ガチンコで向き合ってきました。

案の定というか、これは予想通りというか、自分を含めてですけど、誰しもが日々ちょっとした絶望を、誰と分かち合うこともなく、ただただ静かにゴクンと飲み込んで消化していて、そして、人知れずちょっとずつ腹を心を下していくんですよね。その中で喜びを見落とさずに、どう喜んでいけるか、生きていくって、そんなところありますよね。

最終回に至っては頂いたお便り、絶望を全て成仏させようと、張り切って2時間絶望フェスティバル、スペシャルでお送りしております。究極の誰得案件ですね。何か血迷って、間違ってお付き合いいただければ幸いです。
本日21時より前編放送開始。


そして、とりあえず100まで続けると、それが良いとか悪いとかはひとまず置いておいて、何か一つ形、型(のようなもの)が生まれます。
それが明らかにガラクタだろうと、堂々とさえしていれば、額縁に入れたり、博物館にそれっぽく飾って、作品っぽく見えてしまいますからあら不思議。とりあえずしばらくは余韻に浸って、誇らしげにしてみようと思っています。
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おおよそ1週間の間にandropの内澤くんと荒谷くんとソロでの公演があって、手越祐也さんBIGMAMAとしてのイベントがあって、ビスと2人での長崎でのFESの出演があって、この短期間で、ソロバンドペア、と形態が変わると、改めて真価が問われるというか、自分の底が知れる部分もありますし、それぞれ違った良さがあるなとも思います。

極論ギターを弾いて歌うことには変わりないんですけどね。色んなアーティストと時間を共にして、それぞれの日毎に、ステージ毎に、眩しい部分に目が眩みそうになりながら。

今週は八王子でお世話になったライブハウスの20周年をお祝いに。

八王子でお待ちしております

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2024年に入ってから3人組のバンドLAYRUS LOOPというバンドのプロデュースをさせていただいているのですが、「心踊る方へ」という曲がどうやらCMに使用されているとのこと。
プロデュースという言葉にもいろんな幅があるのですが、自分の場合一緒にスタジオに入って、4人目のメンバーとして曲作りに参加する、みたいなイメージです。
確かこの曲は「ライブの1曲目を作るつもりで書いてごらん」と言った気がします。とっても歌詞が良いんですよね。

まさか水着のCMの曲に自分が関わると思ってなかった人生(小声)。本当に何が起きるかわかりませんね。
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MasatoKanai
褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。