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ファンクラブライブだからこそ企画で攻めるタイプです

普段ライブのステージに立つ時に、その日たまたまふらっと友達に連れられて、何の予備知識も無しにその場に居合わせてしまった、迷い込んでしまったみたいな人のことを、どんな時でも、心のどこかで想定しています。

自分自身がそうなんですけど、友人に誘われて初めてライブを見た時に、手が上がらずとも、声を出さずとも、側から見れば終始無表情の鉄仮面、ビタいちリアクションせずでしたが、心の中で「あ、バンド始めよう」なんて、唐突に人生が変わる、なんてこと起きてたりもするんです。
なのであまり目に見えるものには囚われず、仲間たちと鳴らしている音楽を信じて、愛情を持って、大胆に、なのだけれど、きちんと音楽で自己紹介、はじめまして、みたいな気持ちは忘れずに、そんな丁寧さは持ち合わせていたいなと常日頃から思うところがあります。
内輪ノリみたいなものにすごく苦手意識もありますし。

で、自分のバンドでいう、ファンクラブのライブというのは、それと対極にあるという認識です。サブスク的なものに加入してしまうほど、バンドのことに興味を持ってくれている、愛情を注ぎ続けてくれている、自分たちの公用語で言えばマザコンの方々がお相手ということで。

また一般的に、FCライブといえば、通常のライブに加えて何かサービス要素が強めにあって、ちょっとゆる〜く、くらいが妥当なのかもしれません。


いやいやいやいや、


いやいやいやいやいやいや。



強火のマザコンの集う、ファンクラブのライブこそ、普段あんまりできないような、他ではちょっと許されないような、実験的、かつ攻めた企画の方がワクワクしちゃうんじゃない?ここでしか味わえないような唯一無二なことしたくない?というタイプの過激派です。

これ以外に色々企画書を書いたのですが、結果採用されたのはこちら。(他はもっと攻めすぎた説ある。)
今回は二本立てです。

Too Fast To Listen ハヤスギテキキトレマセン

犬派?猫派?と聞かれた時に、馬派と答え続けるくらい生まれつき速いものが好きです。足が速いとモテる、という小学生時代の記憶のまま、曲も速いとモテるんじゃじゃないか、と常に疑って生きています。

ただスピードにも色んな解釈があります。
単純に曲のテンポ(BPM)が速いのか、ドラムのビートやフィルが速いのか、ギターやバイオリンの運指が速いのか、早口言葉的な歌詞なのか、ステージの出ハケが駆け足なのか、シンプルに血の巡りが速いのか、その辺り審議の末に今後メニューが練り上げられていくのですが、ただ早退、とか、早く帰りたい、そういうのはしないように気をつけたいと思っています。

Don't Speak Japanese  ニホンゴキンシライブ

今週末も中国でライブなんですけど、これまで何度か海外、主にアジア圏ですけど、ライブを経験してきて、自分たちの音楽が言語を飛び越えた時に、めちゃめちゃ感動する、奇跡みたいな場面に立ち会えたことがあります。
あの感動よ再び、強制的に擬似体験、日本でやってしまいましょう(?)。勿論オーディエンスも日本語禁止です。

BIGMAMAは洋楽のコピーバンドが起源にあるバンドなので、英語歌詞の曲でワンマンが出来てしまうくらい楽曲の数には事欠きませんし。どうしても、日本語の歌詞が説教臭く、感じてしまうというか、音楽に、別にそういうの求めていないんだけどな、みたいな、そんな気分の時もありますよね。

ちなみに口笛は、口笛言語、という言語があるのでOKです(誰も聞いてないよ?)率先して吹きましょう。
また、やっぱり日本人なんで、うっかり日本語が使用されることも予想されます。いや、むしろそれを誘発させるトラップがあるくらいの方が面白いでしょう。使用するたび曲数が増えていく画期的なシステムを考案しました(限度はあります)。


Mother Complex 会員限定ライブチケットはこちら⇩

9月16日(祝月)の23:59まで、この機会にぜひマザコンの仲間入り。
震えてお待ちしております(震)。

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褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。