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イメージの先の世界を

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対バンALL学生。え?若手、今の世代ってこんなレベル高いんですか?
予習に審査を勝ち抜いた7組の学生アーティスト、それぞれの音源を聴かせてもらっているんですけど、いかに録音技術が発達したとて、YOUTOBEで気軽にお手本を探せるとて、FM802がやるから、なのか、大阪だから、なのか、もう何なのか全くわからないですけど、ここまで来てますか、新世代、新時代。
びっくり超えて絶望しました。もう自身の10代の頃のデモ音源なんて、怖くて聴けないんですけど(小声)。

明日のイベントに参加される方へ。
より1日楽しんでいただけるように、それでいて、ミナホ本線に繋がる大事なイベントですし、投票のシステムもありますから、先入観なしに、邪魔しない程度に、こんなところがおすすめリコメンド的な、敬称略、紹介の文章をこちらに用意してみました。

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・台所きっちん
もしかしてゲストに我々BIGMAMA(巨母)が呼ばれたのは台所きっちんという名前からでは説。という親和性の話は置いておいて、シンプルな楽器の構成、音の配置なのに、そこに個性、唯一無二性がすでに宿っているところが、原石でありながらすでに輝きを放ち、目に止まっている由縁の部分なのだと思います。共感したくなるアイデア、その奥に一歩先へを踏みだす勇気が、溢れ出ていて眩し。

・幻想痛
一聴して飛び込んでくる声の柔らかさ。余韻、吐息までが表現に含まれているのが瞬間的に伝わります。その伸縮性、柔軟性は歌を紡ぐと言うことに関して、ハリ艶があってポテンシャル、可能性の塊。そして、それぞれの楽器のアンサブルが、きちんとメロディー歌詞に寄り添って、それを届ける、ということに尽くしているところも素晴らしいです。

・Marie’s Girl
青春期の酸いも甘いも、喜怒哀楽を追い風にして、駆け抜けるような爽快な音色。
自主音源の完成度高すぎてもう。録音、MIX、マスタリングまで、とても丁寧に作り込まれていると思います。といっても、このジャンル3ピースのロックバンドは何といってもライブで存在証明してなんぼ。ステージでも見事突き抜けて、思う存分、最高速で駆け抜けて欲しいです。

・Manpa
トラックメイキングと韻の踏み方や言葉の操り方に、中毒性、癖を強く感じますし、そこに知的さ、得体の知れない奥深さ、人間としてのシルエット、クールな中にもとても情熱的なのか、想像力を掻き立てられます。ステージで、ライブで、それらがどんな表現として発露されるのか、その立ち振る舞い、アウトプットがとても気になります。

・Dignity Destination

骨太のリフに、ハイゲインなアンサンブル、ビートにも、歌声にも、共通してですが芯の強さや、生まれ持ったタイプの体幹の強さを感じます(羨ましい)。それに引き寄せられて、楽曲からも意志の強さ、信念の強さがヒシヒシと伝わってきますし、メロディーや歌詞がサイズアップして聴こえてくるから不思議、説得力のある音像に。楽器愛や、音楽愛が伝わってくるのは、ミュージシャンとして、大正義だなと思います。

・Telepathy

「ゆれる」と言う曲を聴いて、透明度の高い歌声が高音になるにつれてさらに純度を増していて、それに呼応して楽器の音色も美しいアンサブルに。と見せかけて、静と動がしっかりとコントラストが意識されたアレンジが展開されていて、スイッチの入った音楽のパフォーマンスはもうイメージしただけでかっこいい、妄想が膨らみます。

・コロブチカ

「ユーズト・ユース」というタイトルに惹かれ、曲を聴き進めるうちにその言葉がグッと説得力を持って、立体的に聴こえてきた印象です。ギターのサウンドメイキングにこだわりや物語性を感じますし、そこがこのバンドの輪郭の部分を模っているような印象です。学生アーティスト7組のラストを、超主人公、ヘッドライナーの気持ちで、自分らしく、飾って欲しいですね。

とまでああだこうだ書きましたが、楽しんだ人が勝ちですし(なので全員で勝てる)、音楽なんて、最後は好きか、そうじゃ無いか、ただそれだけだと思います。
また新しい"好き"に、あなたが出会えますように。

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もちろんBIGMAMAも全力で挑ませていただきます。



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褒められても、貶されても、どのみち良く伸びるタイプです。