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診断士資格のデメリット

こんにちは。中小企業診断士の高杉と申します。

先日、中小企業診断士の2次試験(口述試験)の受験資格者の発表がありました。
筆記試験を突破された906名の皆様、おめでとうございます。
残念だった方も落胆せず、今後の戦略をゆっくり練られてください。

さて、前回記事で、「診断士資格とコンサル業務の親和性」について書きましたが、今回は、「(コンサルティングファーム勤務者が)診断士を取得することによるデメリット」について書きたいと思います。

※コンサルティングファームと言っても様々なので、私の環境下での超個人的見解になります。

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■要約
①競業忌避義務があり、コンサルタントとしての診断士活動が制限される
②平日の診断士活動は、参加が難しい
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■①競業忌避義務があり、コンサルタントとしての診断士活動が制限される

周りの企業内診断士の中には、所属会社に許可を取り、週末などにコンサル活動を行っている人や、先輩診断士経由で補助金申請のサポート等を行っている人もいます。
しかし残念ながら、私はこれらの活動は全くできません。経営コンサルティング全般について、本業と被ってしまうこともあり、競業忌避義務があるためです。(そもそも私の会社は副業が禁止ということもありますが。)
診断士の人脈・資格を活かしてやってみたいと思うことがあっても、やれないことにもどかしさを感じることがあります。

■②平日の診断士活動は、参加が難しい

診断士の団体や協会等で、勉強会というものが日々開催されています。
(週末もありますが)平日夜に開催~その後懇親会というパターンも多いのですが、私はなかなか参加できていないのが実態です。
これも①と同じで、参加できていないことにもどかしさを感じることがあります。

なお、参加できていない原因は下記です。
[1]クライアント先への出張等で、そもそも体が東京にない
[2]複数人でのプロジェクトの場合、打合せが夜に入ることも多い
[3]そもそもオーバーワーク気味で早い時間にはあがれない

「コンサルティングファームの人で、診断士の集まりに出てくるのは珍しい」と言われたこともありますので、他のファームの人も上記が当てはまるというのが、私なりの仮設です(笑)
もちろん、業務をうまくコントロールされている方もいますので、業務の質を上げていかなければならないと思う今日この頃です。

■おわりに

今回は、日々感じているデメリットの面を書きました。(ただの愚痴になっている気もしますが。)
②はともかく、①は私の立場ならではの悩みだと思います。
制約がある中で、どのようにして知識のブラッシュアップを図り、本業に還元していくか、今後も模索していきます。

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