一流の偏愛力・・・読書会を通してきづくこと・・・
どうも、まさまさだよ。
コルクラボメンバーのお誘いで、Discoverの読書会に遊びに行ってきた。
今回の読書会の選考図書は
一流の「偏愛」力
偏愛力から想像される第一印象だけでものを言う。
好きなことを仕事にしよう。
好きなことで生きていこう。
っていう風潮があんまり好きじゃない。
明確な好きなものが見つかってない人は「ダメ」って言われているように感じちゃうからだ。
もう少し深く。
ダメではないな…。
好きが見つかって仕事にするっていうことは、自分の好きなことをやる時間が増えること。
つまり好きなことで人生を埋め尽くせるかもしれないということ。
それは幸せか?・・・なってみないとわからない。
好きなことで、お金がもらえる。
好きなことをしている自分を認めてもらえる。
好きなことをしていることが役に立つ。
それは素晴らしい。
DISCOVERの読書会について
読書会の設計が秀逸だった。
参加者でグループワークをやると、一冊読めちゃったよ。
となる。
設計に余白がないぶん、安心してレールに乗っかることができる。
最初に読書会の流れを書いておくね。
1:自己紹介
2:自分の偏愛・偏愛のイメージについて語る(さらけだしの要素)
3:ワーク1:本の全体像をつかもう(帯・目次・表紙を読んで…)
4:ワーク2:問いを立てよう。(主催者が立ててくれてた)
5:ワーク3:問いの答えを探して目を通そう。
→気になるとこには付箋をはろう。
→付箋の部分を読みなそう。
→問いの答えを書こう。
6:発表
7:懇親会(酒が出た)
コルクラボでは「あなたが好きなあなたになる」をスローガンにしている。
平易な言葉で言うと、自分を知ろうよってこと。
読書会に沿うと、あなたの偏愛は何よ?ってこと。
自己紹介
「読書が好きです。」って人に、その人の偏りを知りたくなって質問してみた。
どんな本を読むんですか?
なんで読書が好きなんですか?
答えは、
人の偏愛に触れる体験が楽しいのかもしれない。
狂気じみた感じがたまらない。
と返ってきて、面白かった。
じゃ、狂気じみたところまで行ってみたいってことですか?
と問う。
そこまで行くと、人としてどうかと思う。
僕は、あそこまではなれない。
見ているのが楽しいのかな……(濁り)
という答えが返ってきた。
あ・・・この人はもしかしたら、見ているのが楽しいのではなくて、なにかしらの壁があるのかもしれないと思った。
僕に話を戻す。
世の中の目という漠然とした不安。
僕には無理だと思う、自分を信じられないやつ。
そして、好きなものに気づかない状態になってはいないか?
と、この人と話していて思ってしまった。
おそらく自分のことだけどね。
もうひとり、同じ班の人に多趣味な人が居たから、その人の偏りにも出会うべく聴いてみた。
趣味ってどうして趣味って言えるようになるんですか?
そんなにたくさん…。
答えは、
最初にね、ずっと続けられるかなぁ…って考えて、続けられそうと思ったら、続くし、趣味になるよ。
と。
よくわからないんですが…。
もしかして、仕事も1社ですか?
そういえば、1社にずっといます。
もしかすると、仕事も好きかもしれません。
趣味って言えるかな。新しい気付きをありがとう。
って言ってくれた嬉しかった。
もう少し聴いていると、父親が地域のサッカークラブのコーチをしているようで、50年続いているらしい。
そこまで続くと、見てる世界が全然違うように感じて、父親を尊敬しているようだった。そんな彼は、彼は、ミニバスのコーチをずっと続けていてこれからも続けたいと言っていた。
父親に憧れているのかなぁ…。
50年続けるという、その領域を見たいのかなぁ…。
そんなことを思いながら話を聴く。
対話は楽しい。
さて、読書会で挙げられた問いは以下に記す。
Q:「好きなこと仕事にする」と「好きなように仕事をする」の違いは?
Q:なぜ「普遍性」より「偏愛性」が求められるのか?
Q:Why-How-Whatの法則とは?
Q:5%を大事にすると成功するのはなぜ?
Q:なぜ、個人の「信頼」が世界を動かす時代になっていくのか?
Q:「ゆらぎ」とはなにか?
Q:同級生タイプのリーダーとは?
Q:メタ認知ブックとはなにか?その効果は?
Q:ビジネス・アイディンティティとは、なにか?
Q:クレイジージャーニーとはなにか?
Q:マッドジーニアスとはなにか?
この問いについてついて参加者が、本から抽出して、その人なりの答えを発表していくという設計だった。
一つ思い出深いQuestionを…。
Q:「ゆらぎ」とはなにか?
成熟した状態や社会には「ゆらぎ」が必要だということ。
「ゆらぎ」とは、偶然であったりカオスな状態を指す。
そして
意識化と顕在化を大切にすることで、ゆらぎはゆらぎとなる。
意識化…ゆらぎそのものにスポットライトを当てよう。
顕在化…その偶然やカオスだった状態に新たな意味を見い出し、他者と共有しよう。
成功する条件は、7回以上失敗することだ…と書かれていた。
7回以上、ゆらぎ、新しい体験をして、そこで感じて新たな意味を見出すことが、成功への感度をたかめるということだ。
一緒のグループになった人と、最後まで語らってしまって、その時間もとても心地よかった。
気になった人は、ぜひ、本を手にとってみてね。
おしまい。