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コルクラボの読書会

どうも。まさまさです。

今回は、コルクラボ1期の時にあがった課題図書を再びするのだ。

この本は2001年に書かれている。
恐るべし、糸井重里さん…。

目次

✅読書会の設計
✅本の感想
✅学び
✅まとめ

読書会の設計

[タイムスケジュール]
19:30〜19:40 チェックイン(全体)
19:40〜19:45 説明・グループ分け
19:45〜20:10 グループワーク①
20:10〜20:35 グループワーク②
20:35〜20:50 発表(全体)
20:50〜21:00 チェックアウト(全体)
21:00〜22:00 懇親会

[詳細]
■グループワーク①:キーワードのおさらい
・本を読んで「これは大事なキーワード」「本筋ではないかもしれないけど気になった言葉」と思ったものを、各自付箋にバーっと書き出す。オンラインはチャットで。
・出てきたキーワードについて、順番にみんなで意味をおさらいをして、次のワークで議論のベースとなる知識を、グループ内で共有します。
■グループワーク②:グループごとにディスカッション
テーマ「インターネット的の考えを通じて、コルクラボのこれから(変えるところ・変えないところ)を考えよう!」
ー進め方例ー
①ワーク1で注目したキーワードをラボの具体例に落とし込む
②ラボ内でもっと発展させたいキーワードを選ぶ
③コルクラボをもっとインターネット的な場所にするには、なにを残して、なにを変える?

そして、僕はオンラインの参加である。
初の試み。
オフライン会場とオンライン参加がROM専門をあわせて5名。

オフライン会場からファシリテーターを用意してくれスタートだ。
やることは上記で、オフライン会場と同じ。

本の感想

まず、感じたのがこれ。

言葉がいい。

「読みやすいか?」と聞かれると「いや…そうでもない。」
と答えると思う。
でも、

言葉がいい。

そう感じた。

クリエイティブ・インターネット・コミュニケーションなどなど世の中は横文字で溢れている。
言い方を選ばずいうと、外から入ってきた言葉だ。今使っている漢字でさえも…。

わかった気になって使っているこの横文字や漢字を、どうにか自分の言葉で紡ごうとしている糸井さんを感じた。

学び

ここでは気になった言葉とそれについて話したこと考えたことを書くよ。

【銀と毛】
どういう意味?ってなった。文中にはこう書かれている。

だいたいテクノ音楽系のものが好きなやるは、銀でドクターペッパーみたいな人工的な味の飲み物が好きだったり、ゲーム好きだったりする人が多いらしい。一方、毛のやつは、8ビート系というか、言葉使いは乱暴だったり、飲み物でもコーヒーとかお茶が好きなんだという。
(略)
銀と毛という対比は、いろいろなシチュエーションで活用できそうです。映画にも絵画にも音楽にも人間にも、銀と毛のちがいはあるんじゃないか。(引用:インターネット的)

出てきた話しで面白かったものがあった。
テクノロジーが発展して銀化してきた。Amazon()が日本に進出してきて、クロネコヤマト()がとっても忙しくなった。そのクロネコヤマトをなる気持ちで応援する日本の配達業者。銀がいきすぎると、毛が残ってくるのではないか…。


リンク シェア フラット

リンク…たくさんの付随する情報が有機的につながりあるというのが魅力的です。周辺情報だとか、リンクの先のリンクにまで延々と深くつながってゆくのです。 (略) 役割や肩書き以外の自分の「情報」(熱心さや目利きぶり)を表現したからリンクがつながったのだと思うのです。
(引用:インターネット的)

コルクラボではBEの肩書っていうのを何度かやっているんだけど、それはこのリンクっていう概念と少し近いんじゃないかと思う。
仕事でやってるから、あなたできるでしょ!とそんな機能的なことを求めても、チームにはなりゃしないし、心地よく働けるとも思わない。
その人のもっと深部にあるBEを深掘って、そのBEがわかると、よりよりリンクが生まれるんじゃないかなぁ。
それは、さらけだしでもあるかもしれない。

シェア…翻訳するなら”おすそわけ”といったニュアンスでしょうか。(略)インターネット的な時代の流れには、こういうかたちでも見えてきていると言えましょう。シェアの法則はヨガの呼吸法と似ています。先に息を大きく吐き出すからこそ、新鮮な空気をいっぱい吸える、というようなことかもしれません。(引用:インターネット的)

コルクラボでは、秋の一大イベント(まだ内緒)や、コルクラボガーデンなんかが、シェアかもしれないな。

さらに、最近 #勝手にコルクラボ という動きがでている。
コルクラボでは毎週お題が出る。
自分を知るために自分の言葉を紡ぐということをしている。
その質問をシェア(おすそわけ)しているのだ。

フラット…それぞれが無名性で情報をやりとりするということと考えられます。(略)価値感のフラット化…価値観が多様化するというよりは価値の”順位付けが多様化する””価値の順位組み換えは個人の自由になっていく”ということでしょうか。(引用:インターネット的)

コルクラボでいうところのTMG(タメ語推進委員会)は肩書を無効化し、フラットにしているように思う。
また、行動指針の自分の安全安心を知る。自分の言葉を紡ぐ。好きにのめり込む。というのは、自分の価値観を知るって言うことにもつながり、安全安心を確保することで、どんな優先順位でも自由であり、それを受け入れる土壌を作ろうとしているのではないか。

【消費のクリエイティブ】

クリエイティブ…「創造性」と訳すよりも日本語言うとしたら「独特の工夫」だとか、「いままでにない何か」だとか、「発想しつづけようとすること」だとか、「そのままにしていられない気持ち」だとか、そんな意味で、ぼくはクリエイティブという言葉を使います。(引用:インターネット的)

消費のクリエイティブとは、なんぞや?
それは、新しい繋がりかもしれないし、新しいコミュニケーションのあり方かもしれない。
受け手がいるものである。
さすれば、面白がる側と面白がらせる側ともとれる。
面白がり方の話かもしれない。
漫才の受け手は、見てる客かもしれない。
しかし、彼らを見るに相方が笑えばそれでいいとふたりで楽しんでいるようにもみえる。それは消費のクリエイティブだなぁと思ったのだ。

【欲望の貧困】

経験の総量が足りなければ、欲望の生まれようがない。若い人がお金が入ったら焼き肉を食べるというのも、急に大金を手にした人がみんな超高価なスポーツカーを買うのも、それ以外に思いつきようがないという「欲望の貧困」かもしれません。(引用:インターネット的)

コルクラボの自分の安全安心をしる。自分の言葉を紡ぐ。好きにのめり込む。っていう行動指針の1.2.3は、欲望の貧困から離れることにつながっているように思う。
この順番が大事なんだ。
それはあなたにとっての豊かさ・幸せとはなにか?って問われていることかもしれない。欲望の貧困から離れるっていうのは、欲望を具現化するってこととなると、好きにのめり込んでいく様子が垣間みえる。

最後の言葉にしよう。
正直は最大の戦略である

安心社会から信頼社会へという本の結論は「正直は最大の戦略である」という言葉に集約されてしまうのです。(略)この学者の研究結果は、人間ぜんぶを勇気つけるんじゃないか」と、かなり興奮しました。(引用:インターネット的)

今ある大企業はたくさんの社員を食わせていかないといけない。
スピード感を持って、スケールしていかなければならない。
ベンチャー企業にスピード感のないベンチャーはあるか…。

儲ける、稼ぐためには、相手をだましたり裏切ったりすることが必要なようにも映る。

嘘をつかざる得ない環境に溢れかえっているようにも映る。

まとめ

まだまだ語りたいし考えたい、そんな言葉がKeyWordがたくさんあった。
言葉を見て、脳みそで理解することはできても、実践するところに行くのはまた全然別の問題。
コルクラボを通して、その先を見たいと思ったよ。

まずは、僕が正直者になるところから始めよう。

また、やりたい読書会でござった。

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まさまさ(佐々木将人)
サポートありがとうございます。 あなたのそのお気持ちのおかげでnoteを続けてこれました。 去年は1年で120本…みなさんのおかげです。これからも誰かに届く文章をかいていきたいです。