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バスケ教室Tanzaの思いとこれから

こんにちは
バスケ教室Tanzaの井手と申します。

普段は小学生/中学生を対象としたバスケ教室を運営しております。
2023年に1教室目のスワロー校を開校してから約1年が経過し、現在は多くの子どもが教室に通ってくれ本当に楽しく過ごさせて頂いております。

これまで会員の親御様にもあまり話してこなかった私の自己紹介と教室への思いというのをせっかくの機会なので残しておきたく、このNoteを書いてみようと思いました。

拙い文章ですが、ぜひ私の気持ちや「何をしていきたいのか」を知ってもらえると嬉しいです。

私の自己紹介

改めて井手将翔(いでまさと)と申します。
バスケ仲間や生徒からはマサと呼ばれたりしています。

1998年生まれのアラサーで、東京の大田区に生まれ社会人になるまではずっと大田区にいました。

バスケを始めたのは小学校3年生。
当時の僕は生まれつき体が弱いうえ喘息持ちで体力が非常になかったのでお医者さんからも運動を週3回以上することを推奨されていました。

最初は野球をやりたかったのですが、近くの野球チームは土日みっちり野球活動をしなくてはならず家族の時間が取れないため、仕方なく平日に活動しているバスケチームへ入会いしました。

体が弱いだけならよかったのですが、身長が低いという特徴も持っていました。
小学生卒業時に130cmで、低身長という病気を疑ってしまうほど身長が低く、おまけに運動神経はよくない。

控えめに言ってもバスケはもちろん、運動全般に向いていない人間です。

身長が低いというのは言い訳になりませんが、やはり苦労することは沢山あります。

  • 身長が低く筋力もないので3Pが届かない

  • 平均身長よりも身長が低いのでDFで前が見えない

  • 後輩からも舐められる

身長低いし筋力ないし、本当に努力しないとすぐに皆に遅れをとる。
そんな学生生活でした。

中高の部活で共通していることは、とても充実したバスケ生活をさせていただいたことです。

土日は1日練習が当たり前で、週6日ほとんどバスケがあり、とことんバスケに向き合わせて頂きました。
特に中学1年生時の夏休みの予定表に休み(Off)が1日しかなかったのはいい思い出です(その休みもMTGでつぶれました)。

バスケの試合の成績は中高どちらも鳴かず飛ばずといった感じでしたが、強豪校並みの練習量と厳しい環境で練習をしきました。

特に監督は正直怖く、、、

僕のバスケ生活を一言で表すなら「監督との闘い」、そんな日々だったのかなと思います。

性格もあり、とにかく怒られるのが嫌で
試合中のマインドは「ミスしたらどうしよう、、、」

こんな感情が渦まいて、監督の目を気にしながら練習や試合をする日々が続いていました。

  • ビビっているからゴール下のシュートやイージーシュートが怖い

  • ドライブすることなく、味方へのパスに徹する

  • 試合中は緊張で手が震える

これは監督の指導方針が悪いというわけではなく、完全に僕の性格故の臆病さや他責思考が招いた結果です。

ただ、監督や親御さんの目を気にしてバスケをしてしまう子は大勢いると思います。

それは性格故なのか監督や親御様が恐怖の対象になっているのか、それはその子どもにしか分からないことですが、もったいないと思っています。

バスケは楽しいスポーツ、いわば人生の娯楽の一つと言えるでしょう。

どこまで行ってもバスケは、スポーツであり楽しむものです。

ただ、上記のような現状によって楽しめないのであれば可哀そうと思ってしまう、だからバスケ教室Tanzaを立ち上げたという背景もあります。

バスケ教室Tanza立ち上げへの思い

話はとんで、2023年7月にバスケ教室Tanzaを開講しました。

大学生のころから好きなこと(バスケ)を仕事にしたいなという思いがあったのですが、何したらいいのかわからない。

とりあえず、IT系の企業様とご縁があり入社させていただきましたが、バスケへの思いは捨て切れず模索しながらモンモンと過ごす日々でした。

そんなある日、一つの本と出合います。
「嫌われる勇気」です。


アドラー心理学をベースに、青年とおじいさんが対話形式で青年の悩みについてアドラー心理学の観点で対話をしていくお話です。

この世のすべての悩みは「人間関係」から始まる
この本で伝えたい大きなテーマです。

僕はこの本の大事なトピックによってバスケ教室を立ち上げるにいたりました。

自分の承認ができるようになろう


現代社会では特に自分を承認できる日本人が少ないような気がします。

どうでしょう、SNSで承認を求めたり、自分を下げた発言をして場の期待を下げたり、このような行為を日本人は取り勝ちな気がします。

これは、自己の承認を自分で出来ないため、人に承認してもらい自分を満たすという行為の現れです。

承認という言葉は定義が広く、「褒められる」「認めてもらえる」というほかに、「注目を浴びる」「慰めてもらえる」というネガティブなものも該当します。

例に挙げると、例えばバスケの練習の場で独りサボって体育館の角にいたとします。

このとき、チームメイトはどんな声掛けをするでしょう??

  • 体調悪いの?

  • なんで練習しないの?

  • そうやってサボるから一人だけ試合出れないんだよ

色んな声がけがあると思います。

これら上記は注目を浴び、自分に対して注意が向いているという目的を果たした他者からの承認であったりもします。

現代の多くの人は、承認に飢えています。
特にSNSが当たり前となった現代では、特に顕著にその承認を求めている行為を目の当たりにします。

他人の為に人生を生きている

そんな風にも言い換えられるかもしれません

でも、人類全員、自分の為に生きていい
夢や目標を高らかに掲げ、精一杯今日を生きる
それが、人間の本来のあり方なのではないかと僕は思います。

では、他者の承認を求めず、自分で自分を承認し胸を張って毎日を生きるのはどうすればよいのでしょうか??

結論を言うと「成功体験」が自分を承認していく上で大切なのではと考えました。

この成功体験は沢山の意味を含みます。

  • 始めてのことに「挑戦」する

  • 課題にぶつかって考え突破する「トライ&エラー」

  • 仲間と努力し「成長」する

  • 苦しい状況でも夢を見失わず「向上」する意思

どうでしょう、これらすべてバスケで叶えられそうではありませんか?
僕は本気でそう思い、初心者にバスケの楽しさと人生の成長を提供するバスケ教室Tanzaを開講しました。

初めてのことでも「失敗してもいい、挑戦することに価値があるよ」ことを伝え、壁にぶつかったら「どうやったらできるようになるか」一緒にコーチングを通し帆走し、仲間やスタッフと共に「成長できる場」を整え、自分が上手くいっていない苦しい状況下で生まれている「小さな成長」をコーチ達が伝え認識し、同じ夢という山を登っていることを一緒に分かちあう。

そんなバスケ教室があったら、もっと「自信」をもって他者に依存することなく自分の道を進んでくれる人が増えるのではないか?

これが僕の教室への思いです。

この活動を全国へ

バスケ教室Tanzaを全国へ展開し、子ども達の成長をもっとサポートし、バスケを好きな子を増やす活動をしたいと思っております!

実はInstagramのDMにて、「こんな教室が家の近くにあれば」「ぜひ○○県でレッスンしてください」等、沢山のご要望を頂いておりますが、現在はほとんど一人でやっているので中々ご要望にお応えすることが出来ていません。

なので、私の想いに共感してくれる方、バスケを仕事にしてみたい方、次の世代に残る価値を子ども達に届ける副業をしたい方、一緒にバスケ教室Tanzaをやってみませんか??

自己紹介の通り、私はバスケで実績や肩書があるわけでもありません。

もちろんバスケの技量は大切ですが、初心者を対象にしているバスケ教室Tanzaでは子どもの未来をどれだけ考え行動できるかを大切にしていますのでどなたでも大歓迎です。

ぜひ、気になる方はInstagramのDMかHPのお問合せからご連絡ください!

最後に

ご入会頂いている皆様、Instagramでリアクション頂けるフォローワーの方々、本当にいつもありがとうございます。

こうやって子ども達に囲まれながら日々を過ごせているのは皆さまのおかげでございます。

レッスン外のふとした瞬間に自分がコーチをやっていることをびっくりすることがあります(笑)

「どうやってここまで人が集まったんだっけ??」

本気で分からなくなることがありますが、そのたびに会員の親御様やInstagramでいつもリアクション頂ける方の顔がよぎり、「人に恵まれているんだな」と実感します。

至らない点も多々あるかと思いますが、今後ともバスケ教室Tanzaをよろしくお願いいたします。


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