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転職活動をしたらリーダーシップと向き合えた話

はじめに

私は2024年2月~、Turingへ加わりHRとして働いている。
今回の転職活動は個人としてとても学びが多く、人生を前に進めてくれた気がしている。
そんな心境を言語化してみることにした。

転職活動のきっかけ

私の転職活動はモヤモヤを抱えた自分への違和感や焦燥感から始まった。
なぜモヤモヤしているのか、そもそも今転職活動をすべきなのか、そんなことを反芻する日々が数ヶ月続いていた。

性格的にこのままではダメだと思い、まずは行動してみることにした。
YOUTRUSTの転職意欲を変更したり、気になる企業のカジュアル面談に応募してみたり、ありがたいことに色んな人達とお話をする機会を頂けた。

転職活動を通じて深まったリーダーシップへの理解

転職活動中、一冊の本との出会いがあった。

「リーダーシップ」、個人的にはなんだか苦手そうな本だな〜と思いながら読んでみると、これが当時の自分にぶっ刺さった。
とにかく示唆に富む内容がたくさんあり、これまでの自分との向き合いが深まる、まさに運命的な出会いだった

リーダーシップとは「見えないもの」を見る旅である。「見えないもの」とは、現実にはないビジョンや理想の実現に向けて行動を起こすことであり、旅の途中で賛同者が現れ目標に向かって共に歩む結果、当初行動を起こした人はリーダーと呼ばれるようになり、リーダーシップという現象が生じるのだ。

引用:リーダーシップの旅 見えないものを見る
著者:野田智義、金井壽宏価格 297 ページ出版社:光文社(光文社新書) (2007/2/20)

特に、上記の一説を読んだときに、当時のモヤモヤと焦燥感はここに関連しているかもしれないと思った。

自分の人生を振り返った時に、"できないことができるようになった時"や"周囲からは無茶じゃない?と思われることを成し遂げた時"など、チャレンジした結果"誰かのためになった時"に働きがい(やりがい)を感じていた。

モヤモヤ期の自分を俯瞰して見てみると、"誰かのために"という想いは変わっていないが、自分が過去経験してきた範囲で出来ることをするという範囲で思考も行動も止まってしまっていて、チャレンジしていないことに気づいた。

小さく綺麗に纏まろうとしている自分に残念な気持ちを抱いた。

自分と向き合えた結果、目の前が明るくなった

どうして自分はチャレンジしなくなったのか?
それともチャレンジできなくなったのか?

それは、自分の過去の体験や弱みと関連していると感じた。
自分より経験もスキルも豊富なビジネスパーソンとの折衝・マネジメントへの挑戦・新領域業務への挑戦など、様々なトライの中で苦難を経験し、時には心が疲弊することもあった。
そして、臭いものには蓋をしがちな悪い癖が無意識に出てしまい、保守的な選択をすることで自分の身を守ろうとしていた。

これらのことに気づいた時、不思議と私は嬉しい気持ちになった。

「なんだ、モヤモヤしてたのは大切なことを忘れてただけじゃん。本来、自分はもっと軽やかにチャレンジしてたはずなのに、それをできてないのがダメなんだ。」
と原因?が分かると同時に、自分の弱い部分を受け入れられた気がして心が軽くなった

自分にとって大事なチャレンジとは何か?

では、自分はどんなチャレンジをしたいのか。
心血注いで頑張った先にどんな景色を見たいのか。

転職活動終盤は、そんなことばかり考えていた。
自分自身が軽やかにチャレンジできる環境・共に働く仲間・事業領域、どんな観点で意思決定すると良いかは本当に悩んだ。

悩んだ末、自分自身が活躍できるかどうか一番見通せない環境を選択することにした。

なぜなら、不確実性と向き合うことがそれまでの自分に足りない点だと思ったし、過去見えなかった(想像もしてなかった)景色が見られるようになったとき、見えないものを見ようとするプロセスこそ、自分の人生を豊かにしてくれると思ったからだ。

最終的に、そんな自分の意思決定を力強く後押ししてくれたのがこのnoteだ。何かチャレンジすることに迷っている人に届くと嬉しい。


多大な感謝を

実は、このnoteを書こうと思ったのは自分なりに感謝を伝えたかったからだ。

今回の転職活動を通じて出会った皆さんのおかげで、自分自身との向き合いが深まったし、もう一度リーダーシップを持とうと思えた。
皆さん、その節は本当にありがとうございました。
※「リーダーシップの旅」を紹介してくれたのもエントリー先の企業の方々。

皆さんの熱量やチャレンジを引き続き応援しているし、皆さんと一緒に"素敵な勘違い"をしながら、夢と希望のある未来を作っていきたい気持ちは変わりません。

お互い頑張りましょう!









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